『青木裕子さんと一緒に朗読駅伝「苺物語」(16.3.6)』

           
        Posted on 2016年 3月 14日      
     
       

小諸の特産でもある「いちご」をテーマに 駅伝形式で朗読を繋いでいこうというイベントが、

6日(日)市民交流センター 「ステラホール」を会場に行われました。

「信州朗読駅伝2016inこもろ」として行われた 今回のイベントは、

長野県図書館協会が県内各地で開いている 朗読企画の一環として行われたものです。

参加する市民に、 信州産の果物や農産物、特産品が登場する小説や詩、絵本などの中から

好きな作品を朗読してもらい、朗読、読書活動の普及と同時に、

県内の農産物や特産物のPRにも繋げて行こうという昨年度から始まったばかりの、

新しい試みのイベントです。

小諸市では初めての開催となった今回のイベント。

テーマとなったのは「いちご」です。

小諸が「イチゴ生産の始まりの地」とも 言われていることから、

「いちご」が題材となった物語を、

市内で読み聞かせなどの活動を行っている9人が選び、

タスキをつなぎながら朗読を披露していきました。

また、朗読駅伝の合間には、

小諸市を始め、東信地域を中心に演奏活動を行っている

ピアノ・フルート・バイオリンのトリオ「コピーヌクラブ」による ミニコンサートも行われ、

観客を楽しませていました。

その他、会場の外では、 朗読のテーマと連動し、

こもろ布引いちご園の協力で とれたての「いちご」や「いちごジャム」の販売も行われ、

休憩時間に買い求める人の姿も見られました。

朗読駅伝アンカーを務めたのは、 このイベントの提唱者でもある、

元NHKアナウンサーで 軽井沢朗読館、軽井沢町立図書館の館長を務める 青木裕子さんです。

 青木さんは、物語の中に「野いちご」のフレーズも出てくる

「クリスマスローズの伝説」を朗読。

巧みな語り口で観客を物語の世界に引き込んでいました。

最後に講評に立った青木さんは、

「一人ひとりが選んでくださった物語に心がこもっていて いちごの豊かさが伝わった。

会場が一体となって楽しめるイベントになった。」などと 話していました。

大舞台での朗読を体験することができ、

参加した朗読者たちにとっては、 貴重な機会となったようです。

     
   
 
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