『青木村・小諸市「災害時相互支援等に関する協定」調印式』 (21.6.17)

           
        Posted on 2021年 6月 29日      
     
       
小諸市は、この度、 青木村と災害時における相互支援等に関する協定を締結しました。 その調印式が17日(木)に、 青木村保健センターで行われました。
青木村保健センターで行われた調印式には、 青木村の北村政夫村長と 小諸市の小泉俊博市長、 それに双方の市と村の職員など およそ10人が出席しました。
今回の協定は、 広域にわたる災害が発生した際に、 応急対策や復旧対策を双方の市と村が協力して 円滑に遂行するために締結されたものです。 この協定が締結されたことにより、 物資の供給のほか、 被災者の受け入れや職員の派遣などができるようになります。
また、浅間山で数百年に一度発生している 大規模噴火に備えた対応も想定しています。 長野県と群馬県、それに山麓の自治体でつくる 「浅間山火山防災協議会」は先月下旬、 広域避難計画の一部として 大規模噴火時の具体的な避難者数を初めて公表しました。
公表された、 小諸市から他市町村への最大避難者数は3万1254人。
今回の協定締結は、 広域避難計画を知った青木村の北村村長が、 「何か役に立てれば」と小諸市に締結を打診し実現しました。
この協定には、 災害時、小諸市からの避難者を 青木村の公民館や集会所で受け入れる内容も含まれています。 村内の計23施設で、 最大およそ3500人の受け入れが可能。
今後、青木村では、 村内の旅館やホテルにも協力を求めていく予定だということです。 小諸市側からの支援や具体的な避難方法などの詳細は これから決めていきます。
北村村長 「協議会の避難状況、数を見てね、これはすごいなと思いました。 これはなんとかしないといけないなと。 小諸市さんは地形的に青木村に近いほうですから、 いくつかの自治体の中で 小諸市さんに何かお手伝いできるかなと思いました。 それからもう一つは、日頃、 小泉市長と仲良くさせていただいていることと、 島崎藤村が小諸義塾の時代に生徒を連れて青木村に温泉で一泊したこと、 藤村忌に毎年お招きいただいていること。 そんな身近さがあって声をかけさせていただきました。 埼玉県で行政を長くやっていまして。 関東地域は南関東大震災が想定されるもんですから、 非常に各自治体が熱心に取り組んでいるんですね。 東信地区はもともと災害の少ないところですから、 そういうことに対して非常に緩やかなんだなと思っています。 3・11とか台風19号を通してもっともっと力を入れて防災をしていく、 あるいは村民の皆さんにもそういうことを よく承知してもらうということが大事だなと思って、 避難所だけではなく、防災時の炊き出しや 防災グッズをたくさん用意しております。 いざ浅間山が噴火したときに、何よりも命が大事でありますから、 小諸の皆さんにすぐに避難していただける、 目的地があるということは一番安心だというふうに思っています。」
小泉市長 「青木村さんは4500人の人口規模なんですけど。 北村村長さん私も尊敬する村長さんで。 かなり防災に対しても真剣に取り組まれていて、 小諸市民が避難をしても十分な形で 受け入れをしていただけると確信を持っているところであります。 昨今の自然災害というのは局地的な豪雨で 青木村さんがダメージを受けるということもありますし、 山火事があった時なんかは救援物資を送ったり人を出したり、 相互に助け合える関係が築けるというのは心強いことだなと思います。 実はですね、30年前の雲仙普賢岳、 こちらで私が直接体験したわけではありませんが、 高校時代の同級生が亡くなっているという現実があって。 火山災害というのは浅間山と小諸市は共生はしているのですが、 私が生きている間では大きな災害というのはなかったんですけど。 いざ牙をむくとですね、雲仙普賢岳みたいな 大変な状況が起こりうるという中では、 今回のこの協定というのは小諸市民にとって 少しでも安心安全、それも遠くの自治体にお願いをするというんじゃなくて、 近くの顔の見える関係の中でこういった協定を結べたというのは 今までの長野県においてはないですから、 そういう意味で他の模範にもなりうる、 大きな意義のある協定だったのではないかなと思っています。」
     
   
 
TOP