『障害者支援施設やまびこ園園長佐藤正雄さん県知事表彰受賞 (15.7.6)』
市内石峠にある障がい者支援施設やまびこ園の園長で、
関連の高齢者福祉施設などの運営も手掛ける、
社会福祉法人「小諸青葉福祉会」理事長の、
佐藤正雄さんが、
このほど、長年に渡り、
身体障害者福祉の向上に貢献したとして、
県知事表彰を受賞しました。
6日(月)市役所を訪れた佐藤正雄さんは、
栁田市長を表敬訪問し、
県知事表彰を受けたことを
市長に報告しました。
栁田市長は、佐藤さんの長年に渡る功労を称えていました。
佐藤正雄さんは、現在65歳。
自身の叔父が重度の身体障がい者だったこともあり、
障がいがある人たちが、
大勢の人たちと共に生活しながら、
明るく楽しく生きられる施設を作りたいと、
30歳の時に決意。
施設開設準備室を立ち上げてから5年後の35歳の時、
今のやまびこ園の前身となる、
「身体障がい者療護施設」を開設しました。
当時は、民間の施設としては草分け的存在だったと言います。
それから30年が経ち、
現在は55人の入所数がほぼ満床となる施設として、
地域を始め多くの人に親しまれている「やまびこ園」。
県の身体障がい者施策推進協議会の会長も務めるなど、
社会福祉の第一線で活躍し続けてきた佐藤さん。
障がい者福祉の向上に長年貢献してきた功労が称えられ、
今回の県知事表彰につながりました。
佐藤さんは、やまびこ園を立ち上げたのち、
障がい者のデイサービス施設や、高齢者のグループホーム、
また、国の施策などに伴い、
障がい者のグループホームなども開設し運営しています。
30年前施設開設にあっては、
先祖から代々受け継いできた農地などを売って、
資金を調達されたということで、
「今の成功があるのも、当時から見守ってくれた家族、親せき、
地域の人たちのおかげ。感謝したい。」と
話していらっしゃいました。
来年で、「やまびこ園」は開設30周年を迎えるそうです。
長年に渡る福祉への貢献本当に素晴らしいですよね。
これからますますのご活躍を期待したいと思います。
なお、小諸市ではこのほか、
30年渡り民生児童委員を務めて来られた、
小山みつ子さんも同じく県知事表彰を。
景観形成功労団体として、平原区景観形成委員会が
同じく知事表彰を受賞しています。