『防災減災講演会「地域防災の新しいカタチ」 (24.2.17)』
防災の専門家を招いての「防災減災講演会」が
2月17日(土)文化センターで開かれました。
この日、会場には、 消防団員をはじめ市民など およそ200人が集まりました。
近年災害が多発している中、 元日には能登半島地震が発災し 甚大な被害が出ました。 また2019年には東日本台風により 佐久地方も大きな被害を受けるなど 災害の様相が変わってきています。
今回の講演会は昨今の災害をふまえ、 地域防災の新しいカタチを 考えていく機会にしようと、 防火管理者協会小諸支部と 危険物安全協会小諸支部の共催で 企画されました。
講師をつとめたのは、国立研究開発法人 防災科学技術研究所総合防災情報センター長で、 筑波大学教授の臼田裕一郎さんです。
佐久市出身の臼田さんは 元日の能登半島地震発災時は 佐久市の実家に帰省中で、 発災から2分後、 実家からオンラインで部下らを参集し、 内閣府と共に結成した 災害情報集約支援チーム 「ISUT(アイサット)」の 陣頭指揮を執ったと言います。
その際に活用されたのが「防災クロスビュー」。 デジタル地図に道路や建物の被災状況、 支援の動きなどの情報を組み込んで集約したサイトで 臼田さんが中核になって構築したものです。 2014年の御岳山噴火災害をきかっけに作られました。
ありとあらゆる関係機関が持つ災害情報が 一つの画面で見られる「防災クロスビュー」。 能登半島地震発災後、4日には石川県庁に入り 輪島市を歩いた臼田さんは、 職員らと共に被災地の状況を踏まえ、 防災クロスビューに掲載したと言います。 石川県以外の自治体などが 被災地支援に関する意思決定をする際の 基礎データとして活用されました。
講演では臼田さんがハザードマップの見方として、 江戸時代の災害「戌の満水」時の地図と 現代の地図と照らし合わせて見ることで 被害の可能性が分かるなどと説明。 「小諸は『山津波』と呼ばれる土石流被害や 浸水被害の可能性がある。 ハザードマップを確認しながら、 被害の状況に応じて どこに避難したら良いか確認し 訓練をしておく必要がある。」 などと呼びかけました。
その上で、地域防災の新しいカタチについて このように話しました。
「災害で死なないこと、 死なないために避難をちゃんとすること、 その上で復旧の時には 自分たちの中だけでやるのではなく 支援を呼び込むことがすごく重要になります。 これをやって復興していくんだ、 復旧していくんだということを 見えるようにしていく。 これもすごく重要なんですね。 こういったことが 情報の技術を使えば どんどんできるような時代になってきたので、 今まで地域防災というと 地域の中の付き合いが大事だ。 これはこれからもずっと大事なんですけど、 その大事さというものを どうやって見えるようにしていくか ということもこれから重要で、 外から支援を呼び込むためには 地域の情報が どうなっているのかということを 表に見えるようにしていかなくてはならない。 そういうことをやるために いろんな技術を使ってほしいなと思っています。」 訪れた人たちは 臼田さんの話に耳を傾けながら、 今後の防災対策の新しいカタチについて 理解を深めていました。
この日、会場には、 消防団員をはじめ市民など およそ200人が集まりました。
近年災害が多発している中、 元日には能登半島地震が発災し 甚大な被害が出ました。 また2019年には東日本台風により 佐久地方も大きな被害を受けるなど 災害の様相が変わってきています。
今回の講演会は昨今の災害をふまえ、 地域防災の新しいカタチを 考えていく機会にしようと、 防火管理者協会小諸支部と 危険物安全協会小諸支部の共催で 企画されました。
講師をつとめたのは、国立研究開発法人 防災科学技術研究所総合防災情報センター長で、 筑波大学教授の臼田裕一郎さんです。
佐久市出身の臼田さんは 元日の能登半島地震発災時は 佐久市の実家に帰省中で、 発災から2分後、 実家からオンラインで部下らを参集し、 内閣府と共に結成した 災害情報集約支援チーム 「ISUT(アイサット)」の 陣頭指揮を執ったと言います。
その際に活用されたのが「防災クロスビュー」。 デジタル地図に道路や建物の被災状況、 支援の動きなどの情報を組み込んで集約したサイトで 臼田さんが中核になって構築したものです。 2014年の御岳山噴火災害をきかっけに作られました。
ありとあらゆる関係機関が持つ災害情報が 一つの画面で見られる「防災クロスビュー」。 能登半島地震発災後、4日には石川県庁に入り 輪島市を歩いた臼田さんは、 職員らと共に被災地の状況を踏まえ、 防災クロスビューに掲載したと言います。 石川県以外の自治体などが 被災地支援に関する意思決定をする際の 基礎データとして活用されました。
講演では臼田さんがハザードマップの見方として、 江戸時代の災害「戌の満水」時の地図と 現代の地図と照らし合わせて見ることで 被害の可能性が分かるなどと説明。 「小諸は『山津波』と呼ばれる土石流被害や 浸水被害の可能性がある。 ハザードマップを確認しながら、 被害の状況に応じて どこに避難したら良いか確認し 訓練をしておく必要がある。」 などと呼びかけました。
その上で、地域防災の新しいカタチについて このように話しました。
「災害で死なないこと、 死なないために避難をちゃんとすること、 その上で復旧の時には 自分たちの中だけでやるのではなく 支援を呼び込むことがすごく重要になります。 これをやって復興していくんだ、 復旧していくんだということを 見えるようにしていく。 これもすごく重要なんですね。 こういったことが 情報の技術を使えば どんどんできるような時代になってきたので、 今まで地域防災というと 地域の中の付き合いが大事だ。 これはこれからもずっと大事なんですけど、 その大事さというものを どうやって見えるようにしていくか ということもこれから重要で、 外から支援を呼び込むためには 地域の情報が どうなっているのかということを 表に見えるようにしていかなくてはならない。 そういうことをやるために いろんな技術を使ってほしいなと思っています。」 訪れた人たちは 臼田さんの話に耳を傾けながら、 今後の防災対策の新しいカタチについて 理解を深めていました。