『長野県在住日展作家展(17.4.26)』

           
        Posted on 2017年 5月 18日      
     
        現在、「長野県在住日展作家展」が 開かれています。 18年間に渡って開かれてきた この展覧会は、今年が最後の開催となります。
この展覧会は、多くの人に、 優れた美術作品を見てもらおうと、 小諸市の名誉市民でもあり、 日本画の権威、故白鳥映雪画伯の提唱で 始まったものです。
18回目の開催となった今回は、 長野県在住で日展「日本美術展覧会」に所属する 31人の作家の作品が集まりました。 日本画や、洋画、工芸美術、書道などの作品、 およそ60が展示されています。
そのうち6点が小諸在住の作家の作品です。 工芸家の政所新二さんの作品 「映月Ⅲ」。 この作品は、 木を組み合わせて、月の満ち欠けを表現しています。 政所さんは、 数多くの展覧会でたくさんの賞を受賞するなど、 活躍している作家のひとりです。
同じく小諸出身の黒鳥正巳さんが 浅間山を描いた作品、「春の気配」。 黒鳥さんは、これまで、長年にわたって数えきれないほど、 浅間山を描き続けてきました。 今回の作品では、油絵の絵具のタッチを生かし、 浅間山のごつごつとした質感や 雄大さを表現しています。
この他にも、小諸市出身の作家の作品が展示されています。

今回で、18回目となった、「長野県在住日展作家展」。 この展覧会は、小諸高原美術館が開館してから 毎年続けられてきましたが、 今回で最後の開催となります。 学芸員の、白鳥純司さんは 「最後ということで、作品点数は去年より多い。 皆さんの力のこもった作品を見に来てほしい」と 述べていました。
「長野県在住日展作家展」は、 小諸高原美術館・白鳥映雪館で 6月4日まで開かれています。     
   
 
TOP