『長野県在住日展作家展(14・4・26)』

           
        Posted on 2014年 5月 1日      
     
        市立小諸高原美術館・白鳥映雪館では、6月15日(日)まで 県内在住の日展作家の作品を展示する、 「長野県在住日展作家展」を開いています。 この展覧会は、多くの人に優れた芸術作品に触れてもらおうと、 小諸市出身の日本画家・白鳥映雪画伯の提唱で始まり、 今年で15回目を迎えます。 今回は、日本画家や洋画家、それに工芸家、書家の あわせて26人の作品およそ40点のほか、 生前日展に所属していた小諸出身の 小山敬三画伯、白鳥映雪画伯の作品も展示されています。 中でも最も多く展示されているのは日本画作品です。 何百回、何千回と複雑に色を重ねて描かれている日本画は、 作家や作品により、題材も表現も異なります。 作品の横に下絵が飾られているものもあり、 完成した作品との違いを見比べることも、楽しみの一つです。 また、今回の展覧会には、小諸市から6人の作家たちが出品しました。 そのうち、日本画家の渡辺幸子さんの作品 「冬が来る前に」は、ざくろの赤い実を希望に見立てて 不安をなくして冬を過ごすことをテーマに、描かれています。 こちらは去年の日春展受賞作で、 モデルは小諸看護専門学校の生徒が務めました。 小諸市出身や在住の作家では、この他、洋画家の 濱本久雄さんと黒鳥正己さんの作品、 工芸では政所新二さんと髙野聖子さんの作品、 そして、書道では虎井暁鐘さんの作品が展示されています。 この展覧会は、6月15日(日)まで、 市立小諸高原美術館・白鳥映雪館で開催されています。      
   
 
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