『野岸小同級生4人展(21.6.9)』

           
        Posted on 2021年 6月 24日      
     
        今から62年前に 野岸小学校を卒業した同級生の男性4人が 市内大久保のあぐりの湯こもろ内のギャラリーで 作品展を開いています。
この作品展は、今から62年前、 昭和34年に野岸小学校を卒業した 同級生の男性ら4人の作品を展示したものです。
3年前には田中武司さん、 高橋謙司さん、 川島博さんの、3人の作品展を開催。 今回は同じく同級生の 小沼和夫さんも加わり、 「同級生4人展」として開かれました。
高橋さん 「私たち、小学生の仲間がいまだに同級会が続いているんですけども、 その中からそれぞれのやっている趣味の持ち合わせによって、 今回こぎつけたということで、それでみんな、 4人ともジャンルが違うので、 それが1つのセールスポイントかなとこのように思います」
油絵は与良に住む田中武司さんの作品です。 田中さんは小山敬三記念小諸公募展で 何度も入賞するほどの実力の持ち主です。   田中さん 「同級生でね、みんな元気でそれぞれ、 各自が好きな趣味をね、一生懸命やっている日々ですけども。 合同でね、できたということが、大変嬉しく思います。 油絵をはじめたのは、今から約十数年前です。 毎日、日々油絵を描いているのが楽しくて、 それが健康のもとだと思って今楽しく描いています。 浅間山が、地元の山として、誇り高き山ですけども、 この山をずっと一生描いていきたいなと。 日々努力して、自分の絵になるように 頑張って書いていきたいと思っています」
版画作品を手掛けるのは、 芝生田区在住の高橋謙司さんです。 高橋さんは信州版画展で 入賞した経験があります。   高橋さん 「私が今やっている木版は、 本当の日本人の浮世絵からはじまった作品なもんですから、 いつまでみても飽きない、 日本人の心が表しているんじゃないかなというふうに思って、 多色刷り、色を何色も使ってやる、 非常にこだわりのある作品だとこのように思っています。 もっともっと風景画から打破して、 もっと大きな作品、あるいは人物画、町並み、 その辺をまた作っていきたいなと思いますし、 また仲間ともさらに深めて、5年後、あるいは何年後もまたこのように、 開催できることを1つの励みにして、やっていきたいとこのように思っています。」   川島博さんは、現在、茨城県古河市に住んでいます。 川島さんが出展したのは、竹工画。 茨城県古河市で生まれた工芸品で、 板状の竹材を貼り合わせて作られています。 川島さんは、竹工画の伝統工芸士に認定されることが 期待されるほどの腕前だということです。
今回新たに出展した小沼和夫さんは、市内与良在住。 小沼さんは木彫の制作に取り組んでいます。 小沼さんは腕に自信がついたことから 今回の初出展に至ったということです。
小沼さん 「今回はじめて参加しました。みんなそれぞれ個性があって、 同級生で開催すること、それに意義を感じて、 僕も参加させていただきました。 やっぱり今後も浅間山っていうのを1つのテーマにして、 木彫で挑戦したいと。あとは花ですね。 今回はバラなんだけど、色んな花を掘ってみたいかな。 こういうことで、何かしら挑戦するように、 みなさんぜひ心掛けてもらいたいというか、 そんなアピールを僕自身はしたいと思っております」
この「同級生4人展」は、 今月30日(水)まであぐりの湯こもろ内の ギャラリーで開かれています。     
   
 
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