『野岸小同級生3人展(18.9.23)』
今から59年前に野岸小学校を卒業した
同級生の男性3人が
市内大久保のあぐりの湯こもろ内のギャラリーで
作品展を開いています。
今月リニューアルオープンしたあぐりの湯こもろ。 ギャラリースペースには、現在、 油絵や版画などの作品が展示されています。 「三人展」と題されたこの作品展は、 今から59年前、昭和34年に野岸小学校を卒業した 同級生の男性ら3人が開いたものです。 油絵は与良に住む田中武司さんの作品です。 田中さんは小山敬三記念小諸公募展で 何度も入賞するほどの腕前の持ち主です。 田中さん 「定年の少し前から定年後何をやろうかなと思って、 絵を描きたいもので、定年の近くから始めました。 平原から見た浅間山を描きました。 1番は浅間山の色が中々出ないんですけど、 なんとか苦労して描いたし、落葉松を気にして描きました。」 版画作品を手掛けるのは、 芝生田区在住の高橋謙司さんです。 高橋さんは信州版画展で入賞した経験があります。 版画を始めたきっかけは、 中学校時代の恩師からもらった版画の年賀状でした。
高橋さん 「中学校の恩師が美術の先生で、 いただいた年賀状が衝撃的ですごいなと、 インパクトがあったんですよね。 いつかはこんな年賀状を作ってみたいなということが 心の中にあったのかな。 山登りが趣味で年何十回と登っているんですけど、 ことしは特に雪が少なくてですね、 さみしいなと思う反面、 雪がない分下の方をぼやかせれば表現ができるかなと思って。」
川島博さんは、現在、茨城県古河市に住んでいます。 川島さんが出展したのは、竹工画。 茨城県古河市で生まれた工芸品で、 板状の竹材を貼り合わせて作られています。 着色料は一切使用せず、熱を加えることで陰影をつけます。 川島さん 「博物館とか美術館とか、 そういう巡りをしている中でたまたまこれに出会いまして。 カラス城と言われている松本城の反対に 白鷺城と言われる城をぜひ作ってみたいと思って挑戦してみました。 竹の良さを活かすということですね。 濃淡を出すのは焼き一筋というか 炙ったり焼いたりというところです。」
野岸小学校時代、 特段仲が良いわけではなかったという3人。 去年、古希を祝う同級会に同席した際、 たまたま老後の趣味の話題で意気投合し、 3人展を開く運びになりました。
この日は、同じく同級生で、 現在長野市に住む植木みづえさんも鑑賞に訪れ、 それぞれの作品について話を弾ませていました。
田中さん 「まさか各自がこんなすばらしい趣味を 持っていると思っていませんでした。 こういうものをやるっていうことは 気力・体力が絶対必要なんですよ。 将来的には今後もう少し作品数を 多くした作品展をやってみたいと思います。 (この3人はどんな仲間になっていきそうですか?) 本当の親友になってくれると思っています。」
野岸小学校同級生3人による作品展「三人展」は、 今週末の30日(日)まで開かれています。
今月リニューアルオープンしたあぐりの湯こもろ。 ギャラリースペースには、現在、 油絵や版画などの作品が展示されています。 「三人展」と題されたこの作品展は、 今から59年前、昭和34年に野岸小学校を卒業した 同級生の男性ら3人が開いたものです。 油絵は与良に住む田中武司さんの作品です。 田中さんは小山敬三記念小諸公募展で 何度も入賞するほどの腕前の持ち主です。 田中さん 「定年の少し前から定年後何をやろうかなと思って、 絵を描きたいもので、定年の近くから始めました。 平原から見た浅間山を描きました。 1番は浅間山の色が中々出ないんですけど、 なんとか苦労して描いたし、落葉松を気にして描きました。」 版画作品を手掛けるのは、 芝生田区在住の高橋謙司さんです。 高橋さんは信州版画展で入賞した経験があります。 版画を始めたきっかけは、 中学校時代の恩師からもらった版画の年賀状でした。
高橋さん 「中学校の恩師が美術の先生で、 いただいた年賀状が衝撃的ですごいなと、 インパクトがあったんですよね。 いつかはこんな年賀状を作ってみたいなということが 心の中にあったのかな。 山登りが趣味で年何十回と登っているんですけど、 ことしは特に雪が少なくてですね、 さみしいなと思う反面、 雪がない分下の方をぼやかせれば表現ができるかなと思って。」
川島博さんは、現在、茨城県古河市に住んでいます。 川島さんが出展したのは、竹工画。 茨城県古河市で生まれた工芸品で、 板状の竹材を貼り合わせて作られています。 着色料は一切使用せず、熱を加えることで陰影をつけます。 川島さん 「博物館とか美術館とか、 そういう巡りをしている中でたまたまこれに出会いまして。 カラス城と言われている松本城の反対に 白鷺城と言われる城をぜひ作ってみたいと思って挑戦してみました。 竹の良さを活かすということですね。 濃淡を出すのは焼き一筋というか 炙ったり焼いたりというところです。」
野岸小学校時代、 特段仲が良いわけではなかったという3人。 去年、古希を祝う同級会に同席した際、 たまたま老後の趣味の話題で意気投合し、 3人展を開く運びになりました。
この日は、同じく同級生で、 現在長野市に住む植木みづえさんも鑑賞に訪れ、 それぞれの作品について話を弾ませていました。
田中さん 「まさか各自がこんなすばらしい趣味を 持っていると思っていませんでした。 こういうものをやるっていうことは 気力・体力が絶対必要なんですよ。 将来的には今後もう少し作品数を 多くした作品展をやってみたいと思います。 (この3人はどんな仲間になっていきそうですか?) 本当の親友になってくれると思っています。」
野岸小学校同級生3人による作品展「三人展」は、 今週末の30日(日)まで開かれています。