『野外力検定会in小諸(18.6.16)』

           
        Posted on 2018年 6月 21日      
     
        野外活動の実体験によって、 子どもたちの観察力や洞察力を養う 「野外力検定会」が、 16日(土)、小諸市内で初めて開かれました。

「野外力検定」は、野外活動体験を通じて 子どもたちの観察力や洞察力を育もうと 9年前に文部科学省「青少年元気サポート事業」の一つとして 作られたものです。 検定会は、これまでに全国各地で 120回ほど実施されています。

小諸では初の開催となる「野外力検定会」。 自然体験や農業体験事業などに取り組む 公益財団法人セディア財団が主催しました。
財団では、去年も、 野外力検定の知名度向上に向けたプレイベントを 開いています。 この日は、対象とした市内在住の小学生26人が参加。 火おこしや丸太切りなど8種目を体験しました。
種目はそれぞれ、全国共通の基準で、 地域で自然体験活動に取り組む指導者が 達成度を評価します。
合格基準に達すると30ポイントずつ与えられ、 種目ごとに合格証が発行されます。

「火おこし」のルールは、マッチ最大3本を使って 割り箸5膳分すべてを燃やすことです。
「炎は下から上ですよね。 ということは火の元は下にあった方がいいよね。」 「そっか!」
火おこしに挑戦中の男の子。 指導者の助言で何か思いついたようで、 新聞紙を割り箸の下に敷きました。 「燃えてくれ~!燃えた!きた~!」 見事「火おこし」を成功させ、うれしそうな表情です。
子ども 「理科の実験みたいで楽しいです。 すぐ燃えるように割り箸の下に新聞紙を置いて。 上に火はのぼっていくから、すぐ燃えました。」
好奇心をくすぐるさまざまな体験。 子どもたちはワクワクした様子で取り組んでいました。   子ども 「傘袋のロケットはいろんな方向に飛んだり、 飛び方が変わったりすることがわかりました。 とにかくぜんぶ合格してみたいです。」
9月8日・9日には全国大会として、 1泊2日の「野外力検定グランドスラム」が アサマ2000パークで開かれます。 全国各地で開かれている「野外力検定会」や、 検定会の参加者が自主的に取り組むことができる 「ともだちde(で)検定」で 300ポイント以上を達成すると応募ができ、 審査会を通過した親子30組が無料で招待されます。   セディア財団 「非日常的な種目が多いので、 それをきっかけに自分達で考えられるような外遊びを つくっていただきたいと思っていますので、 普段やっている遊びとは違うものをいろいろ経験していると思います。 開催するには、スタッフの協力がないとできないことから、 皆さん方とこれを契機に実行委員会組織を立ち上げ、 年に2回ぐらいは、春・秋とかの時期に いろんな小学校をお借りして体験できるように したいと思っています。」     
   
 
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