『趣味の展示会(18.3.17)』
耳取区に住む 小林昭一さんが中心となって開いた 「趣味の展示会」。 去年に続き2度目の開催です。
会場には、 小林さんが丹精こめて作り上げた木工作品24点と、 佐久市に住む友人、 尾台正人さんの写真12点が 展示されました。 小林さんは、現在78歳です。 17歳から65歳までの48年間、 大工として職人の道を極めてきました。
木工作品の制作を本格的に始めたのは、 退職後の70歳を過ぎた頃からです。 介護予防を兼ね、 これまでの経験を活かした趣味として始めました。 小林さん 「自分の生きがいみたいなものですかね。 みんなにみてもらえるかなという楽しみと、 ボケ防止のためでもあります。 今日も『小林さんここまでやるの』なんて 大分褒められちゃって恥ずかしいような気持ちなんですけど、 やっぱりこれだけのものを作って よかったなって気持ちですね。」
細やかな加工がされた小林さんの作品からは、 長年の大工仕事で培った技術が感じられます。 中でも特に手間暇をかけて作ったという作品が、こちら。 作品名は、「人」です。
小林さん 「人間が座ってここにいる。 そちらの方から見ると座っているように見えるんだけどね。」
「全体を座っている人に見立てたこの作品には、 目を引く仕掛けがあるんです。」
「この人の心の中どうなってるの、はい、見てください。 (開ける)この心の中はこういうふうになっている。 (中、何入ってるんですか?)金の鈴が入ってるんです。 心が鳴るという意味で鈴をいれてみたんですけどね。」
また、こちらの曲線が美しい「灯台」も 丹精込めて作った作品の一つです。
小林さん 「スイッチを押すと、 もう1回押すと電気が明るくなると止まっちゃう。」
「灯台」という名の通り 実際に照明として使用できる作品となっています。 灯台から放つ光の放物線をイメージした木の加工が 特にこだわったポイントです。
小林さんは、腕の調子をみながら、 楽しみにしてくれる人たちのために、 これからも作品を作り続けたいと話します。
小林さん 「今日も大勢きてくれたんだけど、 励ましのことばを大分いただいちゃって、 ボケ防止なんて言わずに頑張ってくださいよって 煽られたから頑張ろうかなと思って また、考えております。」