『認知症を知る講演会 (13.3.22)』
22日(金)、コミュニティセンターを会場に認知症を知る講演会が開かれました。
この講演会は、高齢化が進み、認知症患者が増加していることから、認知症になっても、
住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるようにと、セーフコミュニティ推進事業の一環として
年に2回、小諸市の主催で開かれているものです。
会場となったコミュニティセンターには、市民およそ80人が集まりました。
今回講師を務めたのは、東御市のケアポートみまき内にある身体教育医学研究所で
運動による健康づくりの調査研究や実践指導活動に取り組んでいる所長の岡田真平さんです。
岡田さんは、「心と脳も元気にする運動の実践」と題し認知症と心の病気について話しました。
はじめに岡田さんは、認知症は加齢と共に発症率が高くなっている現状について説明。
認知症と心の病気は密に関係しているとし、身体を動かしながら心の元気を保つ方法について話しました。
その上で岡田さんは人と接しながら、身体を動かすことは重要だと述べ、
身体のバランスを維持しながら無理せず出来る「太極拳風リズム運動」を紹介。
音楽に合わせて参加者全員で取り組みました。
このリズム運動は、動きを歌詞のイメージに合わせて行うことが認知予防につながるとして
東御市の介護予防教室などで行われているものです。
皆、歌詞を口ずさみながら楽しそうに実践していました。
続いて、岡田さんは認知症にはアルツハイマー型と脳血管性があるとして、
認知症の大半を占めるアルツハイマー型の予防方法について紹介しました。
その中で岡田さんは最近の医学的研究でアルツハイマー型の予防には、
運動をすることが重要であることがわかってきていると話し、
アルツハイマー型の認知症は年齢が上がれば上がるほど治療が難しいことから、
中年期から運動習慣を心がけることが必要だと呼びかけていました。
更に、岡田さんは日常生活の中でできる予防法として、外に出て歩くことを勧めていました。
集まった人たちは、メモをとるなどしながら、岡田さんの話を、熱心に聞いている様子でした。
最後に、脳の活性化を促すための座ってできるエクササイズを全員で行いました。
これは、足踏みをしながら手を動かす運動で肩や腰に番号をつけ、
岡田さんの言う番号と同じ部位に手をあてるものです。
岡田さんは、このように話し家に閉じこもらず、刺激のない生活を避けて、
活動的に過ごして欲しいなどと呼びかけていました。