『西原区 健康達人区らぶ (13.3.19)』
19日(火)、西原区の生活改善センターでは健康達人区らぶが開かれました。
西原区では、区民同士の親睦を深め、区民の健康維持に役立ててもらおうと
毎月、この健康達人区らぶを開いています。
この日は、65歳以上のお年寄りおよそ20人が参加し始めに、
社会福祉協議会の塩川利子(としこ)さんの指導の下、足腰を鍛えるストレッチを行いました。
小諸市内では特に、関節疾患を持つ高齢者が多いことから
塩川さんは、毎回健康教室にこのストレッチを取り入れています。
講師の手本を見ながら参加者たちも一緒に身体を動かし、
「筋がのびている」などと口々に話しながら体操を楽しんでいるようでした。
続いて、「北国の春」を歌いながら上半身を鍛える運動を行いました。
参加した人たちは、腕を伸ばしたり、身体をひねったりしながら、
普段なかなか伸ばすことのない部分のストレッチを楽しそうに行っていました。
ストレッチの後には、皆で意見交換をしてもらおうとグループワークの時間が設けられました。
参加者たちは、4つのグループに分かれると、まず、自分が普段の生活で楽しみにしていることや
生きがいに感じていることを思い浮かべ、その数の分だけお手玉を手にとっていきます。
そのあと、自分が思い浮かべた生きがいを一人づつ発表し、発表が終わると、持っていたお手玉を
中央に置かれた籠や座布団に向かって投げていきました。
それぞれが声に出して生きがいを発表することで、自分の人生における楽しみを再確認するとともに
参加した人たちと情報の共有を図っているようでした。
グループワークの後にはゲームを楽しみました。
この日使われたゲーム用具は、区内在住の土屋洋亮(ようすけ)さんが
多くの区民にゲームを楽しんでもらおうと作ったものです。
ゲームでは、点数が書いてある板につけられた皿に向かってお手玉を投げ、合計点数を競います。
投げる動作をすることで肩の関節が丈夫になるということで参加した人たちは熱心に取り組んでいました。
またお手玉がうまく皿に乗ると、拍手が沸き起こるなど会場は、終始和やかな雰囲気に包まれていました。