『菜の花まつり (14.5.18)』
今、黄色い菜の花が見頃を迎えています。
そんな中、18日(日)周辺に菜の花畑が広がる
みまき大池前では、
恒例の「菜の花まつり」が開かれました。
「菜の花まつり」は、川辺地区豊かな地域づくり委員会と、
遊休荒廃地対策を目的に、菜種の栽培に取り組んでいる
「小諸菜種振興組合」が主催して開いているものです。
今年で9年目の開催となり、
晴天に恵まれたこの日は、多くの市民が訪れました。
「小諸菜種振興組合」で作っている
100%小諸産の菜種油は、
遺伝子組み換え種子ではなく、
生絞りであることから、
ビタミンEが豊富で、
食の安全面からも注目を集めており、
年々利用者も増えています。
4年前からは、
小諸産の新鮮な菜種油がイタリア料理に適していると、
軽井沢の浅間プリンスホテルでも使われており、
この日は、料理長自ら訪れ、
山菜のフリットと菜種油を使ったペペロンチーノを提供。
長蛇の列ができていました。
また、地域の女性有志が、
菜種油の味を多くの人に知ってもらおうと
菜の花や、白土ばれいしょの天ぷら、
野菜の掻き揚げなどを用意し、
こちらも訪れた人たちの人気を集めていました。
まつり会場となった「みまき大池」周辺からは、
菜の花畑を始め、浅間山や八ヶ岳、富士山、
それに日本アルプスなどが見渡せ、
360度の眺望を楽しむことができます。
訪れた人たちは目の前に広がる景色を満喫しながら、
菜種油で揚げた天ぷらなどを美味しそうに味わっていました。
「小諸菜種振興組合」では、
現在、御牧ヶ原を中心に、およそ10ヘクタールの畑に、
菜の花を栽培しています。
5月初旬に開花し、現在、見頃を迎えている「菜の花」。
みまき大池周辺のあちらこちらで、
黄色の絨毯を敷き詰めたかのような美しい菜の花が
咲き誇っています。
この日は、まつりに訪れていた人たちが、
満開の菜の花を写真に収めたりしながら、
思い思いに楽しんでいました。
菜の花は通常開花から1ヶ月ほど楽しめるということで
見頃は今月いっぱいまでとなりそうです。
この菜の花から採れる菜種油。
組合では去年、およそ3000リットルの油を搾油し、
地域の直売所や駅前の停車場ガーデンで販売しました。
今年は、7月上旬に菜種の収穫を行い、
乾燥させた後、茨城県にある施設で搾油し、
8月には、新しい油を直売所などで提供していく予定です。