『菜の花まつり (14.5.18)』

           
        Posted on 2014年 5月 22日      
     
        今、黄色い菜の花が見頃を迎えています。 そんな中、18日(日)周辺に菜の花畑が広がる みまき大池前では、 恒例の「菜の花まつり」が開かれました。 「菜の花まつり」は、川辺地区豊かな地域づくり委員会と、 遊休荒廃地対策を目的に、菜種の栽培に取り組んでいる 「小諸菜種振興組合」が主催して開いているものです。 今年で9年目の開催となり、 晴天に恵まれたこの日は、多くの市民が訪れました。 「小諸菜種振興組合」で作っている 100%小諸産の菜種油は、 遺伝子組み換え種子ではなく、 生絞りであることから、 ビタミンEが豊富で、 食の安全面からも注目を集めており、 年々利用者も増えています。 4年前からは、 小諸産の新鮮な菜種油がイタリア料理に適していると、 軽井沢の浅間プリンスホテルでも使われており、 この日は、料理長自ら訪れ、 山菜のフリットと菜種油を使ったペペロンチーノを提供。 長蛇の列ができていました。 また、地域の女性有志が、 菜種油の味を多くの人に知ってもらおうと 菜の花や、白土ばれいしょの天ぷら、 野菜の掻き揚げなどを用意し、 こちらも訪れた人たちの人気を集めていました。 まつり会場となった「みまき大池」周辺からは、 菜の花畑を始め、浅間山や八ヶ岳、富士山、 それに日本アルプスなどが見渡せ、 360度の眺望を楽しむことができます。 訪れた人たちは目の前に広がる景色を満喫しながら、 菜種油で揚げた天ぷらなどを美味しそうに味わっていました。 「小諸菜種振興組合」では、 現在、御牧ヶ原を中心に、およそ10ヘクタールの畑に、 菜の花を栽培しています。 5月初旬に開花し、現在、見頃を迎えている「菜の花」。 みまき大池周辺のあちらこちらで、 黄色の絨毯を敷き詰めたかのような美しい菜の花が 咲き誇っています。 この日は、まつりに訪れていた人たちが、 満開の菜の花を写真に収めたりしながら、 思い思いに楽しんでいました。 菜の花は通常開花から1ヶ月ほど楽しめるということで 見頃は今月いっぱいまでとなりそうです。 この菜の花から採れる菜種油。 組合では去年、およそ3000リットルの油を搾油し、 地域の直売所や駅前の停車場ガーデンで販売しました。 今年は、7月上旬に菜種の収穫を行い、 乾燥させた後、茨城県にある施設で搾油し、 8月には、新しい油を直売所などで提供していく予定です。     
   
 
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