『芦原新校市民ワークショップ第2回(25.5.10)』

           
        Posted on 2025年 5月 20日      
     
        現在、小諸市では、 令和10年開校予定の 芦原新校の基本設計を進めています。 この新しい学校について語る 市民を交えたワークショップが、 5月10日()、 ステラホールで開かれました。
現在、小諸市では、 芦原中学校区にある 坂の上小学校、水明小学校、 千曲小学校の3校を統合し、 芦原中学校と合わせて、 施設一体型の 9年間の小中一貫教育「義務教育学校」を 整備する計画です。
令和10年開校予定の芦原新校。 校地としては、 芦原中学校の校舎を改修し増築。 新校の教育ビジョンとしては、 「対話と協働による学びの充実」 「自治的・創造的な活動の充実」 そして「すべての子どもを包み込む 居心地のよい学校づくり」の 3点を掲げています。
これに伴い、小諸市教育委員会では、 基本設計業務を実施。 地域と共にある学校づくりを目指し、 新校の設計について話し合う 市民ワークショップを定期的に開催しています。 この日は、第4回となる ワークショップが行われ、 芦原新校へ通学予定の親子連れをはじめ、 およそ30人が参加しました。
今回のテーマは、 「新しい学校を見てみよう! ~いろいろなひろがりとまとまり~」。 まず、芦原新校の設計を担当している 渡邉健介建築設計事務所の渡邉健介さんから 基本設計業務に係る進捗状況について 説明が行われました。
基本設計では、 芦原中学校の各校舎をつなげ増築。 2階部分に学年ごとに 活用するテラス、 「コモにわ」を設けることなどが 示されました。
次に、参加者は、 5つのグループに分かれ、 新校の模型や図面を見て感じた疑問や 新校への期待などについて アイデアを出し合いました。
参加者 「これから小諸市の子どもたちが 学ぶということになる学校なので、 これからすごく楽しみにして、 どんな学校ができるのかなていうのが ワクワクして聞かせて頂きました。 小学校から中学校に対する図書館なので、 もしかしたら 低学年向け小さいお子さん向けの本が 大丈夫かなというのは ちょっと思いましたけど、 本当にこれから小諸市をになっていく 子どもたちの新しい学校なので 本当に子どもたちが学ぶことが 楽しめるような学校が 出来るといいなと思います。」
「今うちの子が水明1年生なので、 上が中学校1年生になったので、 下の子は4年生の時に (芦原新校へ)入学になります。 やっぱり地元にいて 雪の日や雨の日の時は どうなるかとかあと景色を見ながら っていう場所やスペースが多いので それはとてもいいな というふうに書きました。 (皆さんの意見なども聞いていかがでしたか?) テラスが広くなるので 危険など皆さん興味を持っているのは 同じだなというふうに感じました。」
「(新しい学校に移ると思うのだけど、 なにかワクワクしていることとかあるかな?) コモにわ (ほかの学校の子とも 一緒になると思うけどどうかな?) 楽しみ」
意見が交わされた後、 グループワークから出た疑問や意見について 教育委員会や設計者の渡邉さんが 一つひとつていねいに答えていました。 参加者らは、一つずつ疑問を解消し、 新しい学校への希望を 膨らませている様子でした。
主催した小諸市教育委員会では、 8月末に基本設計を終えた段階で、 改めて市民ワークショップを 実施予定だとしています。 その後、実施設計に移り 令和10年度開校に向け、 市民や通学する生徒などの声に 耳を傾けながら、 計画を進めていきたいとしています。
教育委員会 「小学生もたくさん来てくれて、 やっぱり現場の声って 私たちって想像して 子どもたちこんなこと考えているだろうなとか、 想像の域を脱しない、 想像ってやっぱり主観だから 自分の生きてきたことの中で、 想像しているだけでしょ? だけど、例えば廊下寒くないかな? なんて言う質問はね。 私の中では考えていなかったので、 やっぱり現場の声って大事なんだなと改めて、 子どもたちの声 って大事だなと思いました。 その出された課題、質問、意見、 そういうものがあるからこそ じゃあもっと それに応えられる学校作りしようよ という所に みんなで検討を加えられた そういう意味では 小諸市中のみなさんが 集まっている訳じゃないけど 代表してみなさんの声が反映されて そして、いいものを作る その歩みを今までやってきた ということはみんなの、 みんなで作る学校なんだな と思って非常に嬉しく思います。 皆さんからたくさんのご意見頂いております。 そして、まだまだきっと ご意見くださる方がおいでかと思います。 ぜひ、次回のワークショップも 足を運んでいただいて みなさんの声が反映できる そして、小諸市中のみなさんで作っていく学校 という意識を育てていきたいなと思っています。 どうぞ、おいで頂いて、ご意見下さい。」     
   
 
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