『芦原中学校3学年福祉体験学習 (24.10.22~23)』
小諸市社会福祉協議会や
市の職員による
芦原中学校の生徒を対象にした
「ふくし学習」として、
10月22日(火)には
事前学習が、
23日(水)には
体験学習などが行われました。
「ふくし学習」は、 小諸市社会福祉協議会が、 市内の中学校と協力し 毎年行っています。 今年度は、 芦原中学校の3年生128人を対象に 行われました。
この学習は、 福祉が身近なものであることを 知るとともに、 福祉について学ぶことで 将来の自分や 周りの人の幸せについて 考えることを目的に 実施するものです。
1日目、事前学習として 行われたのは講演会。 社会福祉協議会の職員と 市の保健師が学校を訪れ、 生徒たちは福祉や認知症への 理解を深めました。
講演では、社会福祉協議会の職員が 「福祉はすべての人の幸せに関係する」 と強調しました。 後半は保健師が講演し、 認知症の理解を深めるため、 脳の容量が少なくなる という認知症患者の症状を キャッチボールで 実演しながら示す場面も。 認知症の具体的な症状や、 市の認知症対策についても説明しました。
生徒 「身近にいる高齢者の方とか そういった人たちのことについて もっとより深く知れたので、 これからの生活に 生かしていきたいと思います。 自分が思っていたよりも 認知症の人が小諸市に多くいたので、 これから居たら 助けてあげたりしたいと思います。」
社協 「先生の方から 「認知症について関心がある」とか、 なかなか今核家族化で おじいちゃんおばあちゃんと 暮らしていないような世帯の お子さんもいるようなので、 そういった認知症についても 学生の皆さんに知っていただきたいな とこちらの思いもあって、 認知症についても 取り上げさせていただきました。 いちばんは〝福祉を身近に感じてほしい〟 というところで いつも開催をしています。 やっぱりなかなか高齢者とか 障害者っていうふうに 「福祉は自分には関係ないんだ」 って思う学生も いっぱいいるんですけれども、 「福祉はみんなで考えていくんだよ」 っていうところのお伝えを いつもできるようにしています。
2日目は、体験学習へ。 3年生4クラスが1時間ごとに 内容を交代しながら、 点字・手話・ アイマスク・ボッチャを体験しました。 クラスによっては、 障害のある人が 講師を務めるところもあります。
点字体験では、 基本的な点字の打ち方を学びました。 生徒たちは、 器具を使いながら点字を打ち、 視覚障害者の講師に触って 確認してもらうなど、 貴重な体験に興味津々の様子でした。 手話体験では、 物の形や動き、 漢字の形など さまざま観点から 手話の表現が生まれていることを 学びました。 教わったことを元に、 自分の名前やあいさつを 手話で伝えようとする場面も。 生徒 「耳の聞こえない人は、 すごく日常生活で 大変な思いをしていることが わかりました。 簡単な手話もあれば 難しい手話もあって、 面白いなと思いました。 自分の名前(を手話で表現するの)が すごく難しくて、 覚えようって思いました。 今後耳の聞こえない人がいたら、 最初会ったときは わかんないと思うけど、 ちゃんとできる限り 手話を使っていきたいな と思いました。」 アイマスク体験では、 ペアで目の見えない人と サポートする人に分かれ、 障害物をよけたり、 階段を歩いたりします。 生徒たちは、 視覚障害者の気持ちを理解し、 生活上での不便さや 危険さを体感しました。 生徒 「自分が今まで 体験してこなかったことだったりして、 説明したり… 何も見えない状況で歩くのは 怖いなって感じました。 (体験する前に 何か座学など学んだことは ありましたか?) 案内するときの手の位置です。 もし障害者の人に会ったときに もっとわかりやすく説明が できたらなって思いました。」 体育館で盛り上がりを 見せていたのは、 ボッチャ体験。 ルールが単純なボッチャは、 心身に障害のある人でも 誰でも楽しめます。
また午後には、 市の保健師による 「一人で悩んでいるあなたへ」と銘打った 命の講演会が行われました。
講演ではまず、 ストレス解消法や SOSのサインについて紹介。 相手の不調に気付いたら、 次は思いやりを持った 声のかけ方ができるように、 実際に生徒に演じてもらう場面も ありました。
2日間じっくり福祉について 学んだ中学生たち。 年齢や障害の壁を越えて すべての人たちが 生きやすい社会を作るために 自分たちは何ができるのか、 考えるきっかけとなったようです。
生徒 「自分ひとりで悩まないで、 人に積極的に 恥ずかしがらないで相談したり、 困っている人を見かけたら 自分から積極的に 声をかけてあげたいなと思いました。 障害を持っている人を、 普通に 当たり前にできることもあるし できないこともあるから、 自分もその人たちの気持ちを考えて、 しっかり 「困っている人いないかな」とか 見たりして、 声をかけてあげたいな と思いました。
「ふくし学習」は、 小諸市社会福祉協議会が、 市内の中学校と協力し 毎年行っています。 今年度は、 芦原中学校の3年生128人を対象に 行われました。
この学習は、 福祉が身近なものであることを 知るとともに、 福祉について学ぶことで 将来の自分や 周りの人の幸せについて 考えることを目的に 実施するものです。
1日目、事前学習として 行われたのは講演会。 社会福祉協議会の職員と 市の保健師が学校を訪れ、 生徒たちは福祉や認知症への 理解を深めました。
講演では、社会福祉協議会の職員が 「福祉はすべての人の幸せに関係する」 と強調しました。 後半は保健師が講演し、 認知症の理解を深めるため、 脳の容量が少なくなる という認知症患者の症状を キャッチボールで 実演しながら示す場面も。 認知症の具体的な症状や、 市の認知症対策についても説明しました。
生徒 「身近にいる高齢者の方とか そういった人たちのことについて もっとより深く知れたので、 これからの生活に 生かしていきたいと思います。 自分が思っていたよりも 認知症の人が小諸市に多くいたので、 これから居たら 助けてあげたりしたいと思います。」
社協 「先生の方から 「認知症について関心がある」とか、 なかなか今核家族化で おじいちゃんおばあちゃんと 暮らしていないような世帯の お子さんもいるようなので、 そういった認知症についても 学生の皆さんに知っていただきたいな とこちらの思いもあって、 認知症についても 取り上げさせていただきました。 いちばんは〝福祉を身近に感じてほしい〟 というところで いつも開催をしています。 やっぱりなかなか高齢者とか 障害者っていうふうに 「福祉は自分には関係ないんだ」 って思う学生も いっぱいいるんですけれども、 「福祉はみんなで考えていくんだよ」 っていうところのお伝えを いつもできるようにしています。
2日目は、体験学習へ。 3年生4クラスが1時間ごとに 内容を交代しながら、 点字・手話・ アイマスク・ボッチャを体験しました。 クラスによっては、 障害のある人が 講師を務めるところもあります。
点字体験では、 基本的な点字の打ち方を学びました。 生徒たちは、 器具を使いながら点字を打ち、 視覚障害者の講師に触って 確認してもらうなど、 貴重な体験に興味津々の様子でした。 手話体験では、 物の形や動き、 漢字の形など さまざま観点から 手話の表現が生まれていることを 学びました。 教わったことを元に、 自分の名前やあいさつを 手話で伝えようとする場面も。 生徒 「耳の聞こえない人は、 すごく日常生活で 大変な思いをしていることが わかりました。 簡単な手話もあれば 難しい手話もあって、 面白いなと思いました。 自分の名前(を手話で表現するの)が すごく難しくて、 覚えようって思いました。 今後耳の聞こえない人がいたら、 最初会ったときは わかんないと思うけど、 ちゃんとできる限り 手話を使っていきたいな と思いました。」 アイマスク体験では、 ペアで目の見えない人と サポートする人に分かれ、 障害物をよけたり、 階段を歩いたりします。 生徒たちは、 視覚障害者の気持ちを理解し、 生活上での不便さや 危険さを体感しました。 生徒 「自分が今まで 体験してこなかったことだったりして、 説明したり… 何も見えない状況で歩くのは 怖いなって感じました。 (体験する前に 何か座学など学んだことは ありましたか?) 案内するときの手の位置です。 もし障害者の人に会ったときに もっとわかりやすく説明が できたらなって思いました。」 体育館で盛り上がりを 見せていたのは、 ボッチャ体験。 ルールが単純なボッチャは、 心身に障害のある人でも 誰でも楽しめます。
また午後には、 市の保健師による 「一人で悩んでいるあなたへ」と銘打った 命の講演会が行われました。
講演ではまず、 ストレス解消法や SOSのサインについて紹介。 相手の不調に気付いたら、 次は思いやりを持った 声のかけ方ができるように、 実際に生徒に演じてもらう場面も ありました。
2日間じっくり福祉について 学んだ中学生たち。 年齢や障害の壁を越えて すべての人たちが 生きやすい社会を作るために 自分たちは何ができるのか、 考えるきっかけとなったようです。
生徒 「自分ひとりで悩まないで、 人に積極的に 恥ずかしがらないで相談したり、 困っている人を見かけたら 自分から積極的に 声をかけてあげたいなと思いました。 障害を持っている人を、 普通に 当たり前にできることもあるし できないこともあるから、 自分もその人たちの気持ちを考えて、 しっかり 「困っている人いないかな」とか 見たりして、 声をかけてあげたいな と思いました。