『芦原中学校 ふくし学習(25.10.22)』
小諸市社会福祉協議会による
ふくし学習が10月22日(水)に
芦原中学校の生徒を対象に行われました。
「ふくし学習」は、小諸市社会福祉協議会が、
市内の中学校と協力して毎年行っているものです。
今回は、芦原中学校の3年生
およそ120人を対象に開かれました。
この日は、授業の一環として、
市内の福祉施設で一日を通して学ぶ体験学習を実施。
生徒たちは29グループに分かれ、
それぞれ市内の福祉施設へ体験学習に行きました。
その中の一つ、有料老人ホームの「あすか小諸」では、
生徒たちが職員の仕事を体験。
話す速度や声のトーンなどを
人や話に合わせて変えるなど、
生徒たちは体験を通して
人への「やさしさ」や
「思いやり」の心を再確認しているようでした。
芦原中学校生徒
「結構この施設を好きっていう人が多くて
優しい人も多くていい施設だなって思いました。
おじいちゃんおばあちゃんに聞こえるように
声をはっきりさせたり大きくしたりしました。
福祉とか大切さとかいろいろと
今後に生かせるように学んでいきたいと思います。」
「勉強のこととか部活のこととかいろいろな話をしました。
大きい声では話せるんですけど、
喋るスピードがちょっと速いなと感じたので
もう少しゆっくり話せるようにしたいと思います。
(福祉ってどんなことだと思う?)
やっぱりこれからも必要になってくることだと思うので
全員がしっかりと正しい知識を持って
介護とかする上でどういうところに気をつけたらいいのか
そういうところを(この後)学習していきたいと思います。」
小諸市社会福祉協議会 千葉さん
「福祉というと一般的に想像するのは
高齢者の方とか障害のある方だと思うのですが
「優しくする」というところでは
誰に対しても同じところだと思うので
そういったところを広く相手への接し方というところを
学んでもらえたらうれしいと思っています。
今後としてはまず、11月24日にふれあいまつりがありますので、
その中で中学生の学びを発表できる場を持ちたいなと思います。
長い目で見ても東中芦中それぞれ継続して関わっていく中で、
いろいろな中学生であるとかまた小学校でも
福祉を学べる場を作れたらなと思っています。」