『縁JOY小諸 社会実験型サービス16日からスタート (22.4.16)』

           
        Posted on 2022年 4月 19日      
     
        日本初の情報通信技術による情報発信と、 新しい交通のサービスを活用した社会実験が いよいよ16日(土)からスタートしました。
その名も「縁JOY!小諸」です
小諸市がこの春始めた「縁JOY!小諸」は、 デジタルサイネージなど情報技術を通じて、 小諸のまちなかの施設や建物の情報を発信。 それらの情報と周辺経路図、 公共交通機関との連携を図り、 その効果を検証する「社会実験型サービス」です。
情報と交通のおもてなしで 人と人とが楽しくつながってほしいとの思いから 「縁JOY!小諸」と名付けられました。
情報通信技術、いわゆる「DX」と 複数の異なる交通を、一連のサービスとして提供する 新交通システム「MaaS」を組み合わせた 日本初の取り組みとなります。
この事業には小諸市を始め、 UR都市機構東日本都市再生本部や 株式会社カクイチ、 また株式会社まちづくり小諸など 5つの事業団体が参画。 16日(土)に行われた出発式には、それぞれの関係者などが 集まりました。
このサービスでは、 市民や観光客など多様な人が行き交う、 駅前広場や懐古園、こもテラスで 屋外デジタルサイネージを活用した情報を提供。   デジタルサイネージと連携したポータルサイト 「縁JOY!小諸」による詳細情報の提供や、 地図情報型MaaSアプリ「信州こもろ こま~す」を活用した 経路案内なども行います。   ポータルサイト「縁JOY!小諸」では、 93件の店や施設の情報を掲載。 そのうち53店舗の情報は、 今回のために取材した内容で、 店主の人柄や商品へのこだわりなど、 店の概要だけでなく、店主の思いにふれることができます。
地図情報型MaaSアプリ 「信州こもろ こま~す」は LINEから簡単に登録して利用することが可能。 「縁JOY!小諸」と連動していることから、 地図上で店の情報を検索したり、 今いる場所から目的地までの行き方を 調べたりすることができます。
さらに移動手段として、 電動の3輪カート「スマートカート・egg」や、 EVバス「こもこむ号」を活用。
地図情報型MaaSアプリ「信州こもろ こま~す」から、 「スマートカート・egg」や EVバスなどの1日乗車チケットを 取得・購入できる他、 しなの鉄道の軽井沢・小諸間、 上田・小諸間の1日フリー乗車券を 購入することもできます。
EVバスは 「北国街道まち巡り便」として、 市街地を20分間隔で運行するほか、 「布引観音・台地巡り便」として、 季節の見どころを案内する便が小諸駅から運行。
乗車する際には、「信州こもろ・こま~す」から取得とした 乗車チケットを、 乗降口にある専用端末にかざします。
通常、1日フリー乗車券は大人1人500円ですが 来月7日までは、 新規利用キャンペーンとして、 利用料は無料となります。
この日は市民や観光客らが さっそくEVバスを利用し 北国街道沿いなどのまちめぐりを楽しんでいました。
こども 「小諸のいろいろな景色が見れて楽しかったです。」 「楽しかったです。」
また、「スマートカートegg」は、市街地を15分で巡回します。
eggも、「信州こもろ・こま~す」から取得した乗車チケットを 専用端末にかざして乗車。
「信州こもろ・こま~す」の地図検索画面を開くと カートの走行状況を確認することができるため、 周遊経路上であれば、 乗りたい場所から乗り、目的地で降りることが可能です。
「(今日はどちらからいらっしゃったんでしょうか)隣の御代田町です」。 「今日懐古園の方に見に来てたまたまこっちまで足を延ばしたら 乗れるということだったのでぜひ乗ってみたいなと思って。」 「解説してもらえるっていう話なのでいままで通ってはいたんですけど あんまり詳しくないというのがあるので、 小諸の町並み見られればなというのはあります。」 「普段小諸市のまちは車で通っちゃって こういうふうにゆっくり歩くことがないので、 ゆっくり回らせていただきたいと思います。」
社会実験は今月16日からことし11月26日まで実施。 スマートカートやEVバスは、 毎週土曜日とゴールデンウィークに運行予定です。
また、期間中、しなの鉄道軽井沢・小諸間、 上田・小諸間の1日フリー乗車券が、 往復料金の2割引きで「信州こもろ・こま~す」から 購入できます。
小諸市ではEVバスやeggなど新交通を利用し、 スマホアプリで店舗や施設の情報を検索しながら、 小諸市の魅力を味わってほしいとしています。     
   
 
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