『糠地区　防災訓練（24.9.1）』

        糠地区の防災訓練が 9月1日（日）、 防災の日に合わせて行われました。
糠地区では年に1度、 万が一の災害に備えて、 区民の防災意識を高めるため、 防災訓練を行っています。 この日は、 区民およそ110人が集まりました。   まず初めに、 区民の安全確認をした班長が 公民館に設けられた災害対策本部へ、 確認が取れた世帯数を報告しました。
次に区の消防団員らを 講師に迎え、 可搬消防ポンプの使い方を学びました。 ポンプの操作方法について 消防団員から学ぶのは 今回が初めてになります。
最後に、消防団員による ポンプ操法の披露も行われました。
火災発生時の心構えから 実際に消火をする一連の流れまで、 参加者らは終始訓練に 真剣に取り組んでいる様子でした。   参加者 「毎年今までもね。 参加してたんですけど、 ことしはもう私は杖なので 車でここまで来ちゃったんですけれども それでもね。 たまにこうするのが 防災訓練でもあるけれど 地域とのね。 たまにしか出会わない人とかと 出会えてとても楽しい時間でした。 息子たちも婿も消防団なんで、 義理で出るようなものなんですけどもね。 頑張ってますね。みんな。 非常食とかお水とかは 常に貯めているようにはしています。」
糠地区では、 今後もこうした訓練を行うことで さらなる防災意識の向上に 努めていきたいとしています。   区長 (きょうやったことは)基本の基本ですよね。 何かあった時に こんな様な流れっていうのを 全体が知るって言うことでは こういう機会はいいかと思っています。 災害も自分らの身近に迫ったものなので こういった訓練の繰り返しが 有事の際大事なことなのかなと思っています。 思いのほか 大勢集まってくれたんでと思っています。 災害がテレビでの話でなく、 自分たちの身近な部分にある。 実際に区内でも 8月の豪雨によっての 崩落があったりですので、 意識的に雨の都度もしくは 季節的に十分に 注意していてもらいたいと思います。 災害の際の食べるものとか 飲み物とかそんな備えも 意識の中にあるのと無いのとでは 大きな違いが出るかと思います。 避難所万全とは言える訳では無いですが、 お互い隣組含めての中で 避難所の活用なんかも これからもうちょっと 具体化していきたいなと思います。」