『米米俱楽部 アイガモ農法のための放鳥式 (25.6.18)』

           
        Posted on 2025年 7月 3日      
     
       

地元の市民や移住者の有志でつくる

米作りの会「米米倶楽部」が、

小諸野岸幼稚園の子どもたちと共に、

アイガモ農法の田んぼに鴨を放鳥する作業を

6月18日(水)に行いました。


自給自足に挑戦する一歩として

年間を通して米作りを行う米米倶楽部。

地元市民や移住者の有志およそ30人で構成され、

ことしで活動3年目になります。


小諸野岸幼稚園の傍には、

米米倶楽部の指導担当である

農家の小山美直さん所有の田んぼがあります。


去年からアイガモ農法を

取り入れている米米倶楽部。

田んぼに鴨を放鳥するという

貴重な機会を体験してもらおうと、

小諸野岸幼稚園の年少園児らも

作業に参加しました。

 

今回放たれるアイガモは、

倶楽部のメンバーが雛から育てた19羽。

アイガモを田んぼに放つと、

雑草や農業害虫を食べて駆除する効果があり、

無農薬による安全な米を生産することができます。


今後は、メンバーの持ち回りで

毎日アイガモの放鳥と回収を行いながら、

10月頃の収穫を目安に

米作りを行っていくということです。

 

アイガモを育てたメンバー

「近隣の方にお誘いいただいて、

鴨の飼育とか楽しそうだったので参加しました。

ちょうど庭にスペースがあったので、

動物を育てるのは苦じゃないので受けました。

食欲がすごいんですよ。

なので、餌を朝と昼2回と

夕方2回ぐらいにやらなきゃいけないので、

ちょっと仕事の合間にパパパとあげる

というところが結構手間でしたね。

死なずに放鳥できたので、

後は仕事してもらって、

また今度おいしく育ってくれればなと思っています。」

 

小山剛さん

「去年は、まず田んぼは雑草が

全く無いので効果絶大でした。

収穫したお米の味も、

おそらく鴨の効果だと思うんですけれども、

いつも以上においしいお米ができました。

去年の反省は、鴨を迎え入れるタイミングとか

稲を入れるタイミングがちょっと合わなくて、

思ったよりも雑草を食べ始めるタイミングが

ずれちゃったってところがあったので、

ことしはそこらへんのスケジュールを調整して、

一応万全な流れできょう放鳥できたかな

というふうに思います。

雑草を取ってくれて糞も

肥料になってってことなので、

ことしはちょっとお米の味を

いろんな人に試してもらいたいな

というふうに思っています。

お米もちょっといろいろ値段が

上がったりもあるので、

より切実なところではあるんですが、

楽しみながらやっていきたいなと思います。」

     
   
 
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