『第90回 蓮峰忌(17.2.28)』
木村熊二は、明治時代の教育者で牧師です。 文豪・島崎藤村や、画家・丸山晩霞などを教師として招いて小諸義塾を開くなど、 日本の近代教育の発展に尽くしました。
熊二の命日である2月28日には毎年「蓮峰忌」が行われていて、 90回目の命日となる今年は、 小諸義塾の会の会員などおよそ20人が集まりました。
亡き熊二を偲んで、代表の会員らが祭壇に花を手向けたあとには、 熊二が作詞した「小諸の春」を皆で歌いました。
またこの日は、小諸義塾の会の会員で、 島崎藤村ゆかりの宿・中棚荘の荘主である富岡正樹さんが登壇し、 小諸義塾の会の歴史や、発足当時の思い出について語りました。
小諸義塾の会は、小諸義塾を開校した木村熊二の 教育への功績を後世に伝えようと、 平成5年に市民有志で発足した会です。
発足初年度の熊二の命日には、第一回の蓮峰忌を開いたことや、 翌、平成6年には、小諸義塾記念館が復元移築されたことなどを、 富岡さんは懐かしそうに振り返りながら話していました。
また、富岡さんは、 「勉強だけでなく文化・芸術など 幅広い分野で指導を行ってきた木村熊二の功績を これからもこのような会を設けて振り返っていきたい」 などと話していました。 さらにこの日は、小諸義塾の会の会員で、 95歳の柏木易之さんもマイクを持ち、 木村熊二と小諸との繋がりなどについて話しながら、 亡き熊二に思いを馳せていました。
木村熊二がこの世を去ってから、今年でちょうど90年。 小諸義塾の会では、今後もこの「蓮峰忌」を継続して行うことで、 熊二の功績を伝えていきたいとしています。