『第9回県中学生レスリング選手権大会 第22回県レスリングオープン選手権大会(15.9.6)』

           
        Posted on 2015年 9月 10日      
     
       

長野県レスリングオープン選手権大会と、

長野県中学生レスリング選手権大会が、

6日(日)に開かれました。

この日会場となった小諸商業高校の格技室には、

中学生から社会人までおよそ40人の

レスリング愛好家らが参加しました。

長野県レスリングオープン選手権大会は、

レスリングの普及と強化を図ることを目的に

始まったもので、

開催から今年で22回目を数えます。

底辺の拡大を図るため、

平成19年に、中学生レスリング大会を併設して以降は、

幅広い年代のレスリング愛好者らが集う

交流大会にもなっています。

そのうち、中学生の部は、

芦原中学校レスリング部の選手たちをはじめ、

小諸東中学校や、上田市の中学校などから、

普段は柔道部に所属している選手や、

スポーツ少年団などで活動している選手たちが参戦。

階級別に、リーグ戦で勝敗を競いました。

中学生のレスリング競技は中体連がなく、

実戦経験を踏む機会が少ない選手たちにとって、

この大会は貴重な試合でもあります。

北信越大会の予選も兼ねて行われたこともあり、

どの選手も皆、相手よりも先にフォールを取ろうと、

真剣に試合に臨んでいました。

中には女子選手が男子選手を負かす場面なども見られ、

会場は白熱した雰囲気に包まれていました。

また、一般の部は、階級別にトーナメント戦で行われ、

国体に出場する選手以外の高校生を始め、

レスリング経験のある

OBの社会人選手も大勢参戦しました。

中には、高校卒業以来、

30年ぶりにレスリングを再開したという選手もいて、

若い選手の胸を借りながら、

果敢に相手に攻め込む姿などが見られました。

皆、家族や仲間の声援を受けながら、熱戦を繰り広げ、

会場は大いに沸いていました。

小諸市は、昭和53年に行われた長野国体で、

レスリング競技の会場にもなっており、

長野県のレスリングの先進地として、

キッズレスリングから高校レスリングまで、

たくさんの優秀な選手たちを輩出してきました。

現在は、学生チャンピオンに輝いた選手が、

指導者として、次のチャンピオンを育てるなど、

選手育成の土壌もしっかりと出来てきています。

レスリング競技で未来のオリンピック選手が、

小諸の地から誕生する日もそう遠くはないかもしれません。

期待したいですね。

     
   
 
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