『第80回藤村忌(22.8.22)』
ことし80回目を迎える藤村忌は、 小諸にゆかりのある明治の文豪、 島崎藤村を偲び、その功績をたたえようと、 毎年、藤村の命日である8月22日に開かれています。
毎年、全国の藤村文学の愛好者たちが集まりますが、 ことしも新型コロナウイルスの影響により、 市や藤村記念館の職員など関係者のみ、 25人での開催となりました。
参列した小泉市長は、 「ことしも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で 限られた人数での開催となりますが、 心を込めて歌と花をお送りします。」と話しました。 また作品について次のように述べ、藤村の功績を偲びました。 市長 「藤村文学の基礎と新たな方向性が培われたことは 先生の文学的生涯において、 かけがえのない貴重な年月ではなかったかと思われます。 特に小諸時代を振り返って、 小諸は私の一生にとって忘れることのできない土地だ。 私は、自然というものの厳粛な意味を学び得たと語っています。 激しい風土の下で千曲川一帯の自然や風土をつぶさに観察し、 日々、日課のように文章によるスケッチを 手帳に書きつけながら新たな方向を模索していきました。 そうした中から生まれたのが千曲川のスケッチでした。 今読んでも小諸の大自然の中で生き生きと生きる 当時の人々の様子を目の前に見ることが出来るような気がいたします。」 式では、献歌として、 藤村のゆかりで小諸市と連携協定を結んでいる 明治学院大学混声合唱サークルによる 合唱動画が流れました。
動画の中では、卒業生である藤村が作詞した 「明治学院大学校歌」などを披露。
また小諸草笛会と、きらら会による演奏も行われました。
会の最後には、 参列者一人一人が祭壇に花を手向け、 藤村に祈りを捧げました。