『第73回藤村忌(15.8.22)』
文豪 島崎藤村の命日にあたる22日(土)、
懐古園内 藤村記念館の前では、
藤村忌が行われました。
小諸ゆかりの文豪、亡き島崎藤村を偲び、
この日 藤村記念館の前には多くの人が集まりました。
毎年 藤村の命日に合わせて開かれているこの藤村忌は、
明治の文豪、島崎藤村の功績をたたえ、
改めて藤村が遺した作品に触れる機会にもしようと
72年前から開かれているものです。
今年も会場では、地域の子どもたちや市民有志の団体が
藤村が作詞を手掛けた楽曲の演奏などを披露しました。
また、参列者全員による献歌も行われ、
皆亡き藤村に思いを馳せているようでした。
式の最後には、参列者一人一人が
藤村の銅像の前に設けられた祭壇に花を手向け、
静かに祈りを捧げていました。
今年で73回目の開催となった藤村忌。
こうした集いが毎年開かれることで、
時代を担っていく子どもたちにも
島崎藤村が小諸にゆかりある文豪であるということが
しっかりと伝わっているようです。