『第58回小諸市社会福祉大会(21.10.23)』

           
        Posted on 2021年 11月 4日      
     
        福祉の充実を目指して開かれている 小諸市の社会福祉大会が、 23日(土)に2年ぶりに文化センターで行われ、 表彰などの他、 震災復興ドキュメンタリー映画が上映されました。
小諸市社会福祉大会は、 福祉の充実と推進を図ることを目的に、 毎年この時期に開かれています。 去年は新型コロナ感染拡大の影響で中止となり、 ことしは2年ぶりに開催されました。
大会では、長年にわたって 社会福祉事業やボランティアに携わってきた人など、 様々な立場から社会福祉に貢献した人たちへの 表彰が行われました。   表彰式に続いて、 この日は東日本大震災復興 ドキュメンタリー映画 「一陽来復(いちようらいふく)」の上映が行われました。   岩手、宮城、福島の被災3県で生きる人々の姿を通じて、 震災後の東北の姿を伝えるこの作品。 被災地で、 ボランティア活動を続けてきた市民有志らの熱意により、 上映が実現しました。
上映後は、監督で佐久市出身のユンミアさんと、 出演者で石巻市在住の遠藤伸一さんが舞台挨拶のため登壇。 津波で3人の子どもを亡くした遠藤さんは、 たくさんの人の支援が心の支えになったと話しました。
監督のユンミアさんは、 「出演者1人ひとりに 映画で描ききれないほどの辛い経験がある」と話した上で、 被災者の思いに向き合うことの大切さを訴えました。
被災した遠藤さんは、 災害に備え、命を守ることの大切さを、 自身の経験をもって集まった人たちに伝えていました。
ユン監督は、 これを機に東北の地を訪れてみてほしいと 会場の参加者に呼びかけていました。     
   
 
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