『第55回小諸書芸展 授賞式(20.3.7)』
小諸書芸展は、 小諸市を始め、 近隣地域の書芸愛好家たちの作品発表の場を作り 書芸文化の発展につなげていこうと 小諸書芸連盟が毎年開いています。 55回目のことしは、漢字・かな・親和様などのほか、 篆刻、刻字など、76点が出品されました。 そのうち、市長賞など特別賞には、8点が選ばれています。
また、ことしの児童生徒新年書初展で 特別賞を受賞した作品もあわせて展示されました。 7日(土)に行われた授賞式には、 入賞者をはじめ、審査員や来賓などが出席しました。 最高賞の市長賞に選ばれたのは、 市内古城の虎井信龍さんの作品です。 「作品全体に人を惹きつける魅力があり、 さわやかな作品だ。」として、評価されました。 また、書芸連盟会長賞には、 塩野の、篠原芳邨さんの作品が選ばれました。 このほかにも、小諸市から多くの人が、 特選や秀作などの賞に選ばれています。 今回市長賞を受賞した虎井さんは、 去年4月に急逝した、 書家であり、小諸書芸展の審査員も務めていた、 虎井暁鐘さんの長男です。 現在は父の意志を引き継ぎ、書家として、 小諸市と東京で活動しています。 小諸書芸展には初出品で、初の市長賞受賞となりました。
「初出品という立場で このような賞をいただけるということは、 非常に重いことだと考えております。 今後も研鑽し、小諸市の書の発展に 貢献できるように努力していきたいと思います。 小諸の書の発展を志していた父の意志を引き継ぐため、 私と姉、2人で父の意志を継いで行こうと思い、 出品を決意致しました。 春風万物に入るという言葉は、 どんなことがあっても、春は訪れ、万物は再生する。 そういう意味なんですね。 様々なことが去年私もいろいろありましたけども、 春はまた訪れて、 私たちはまた前を向いて歩いていかなくてはいけない。 またお墓の中に入っている父に、 春風が届けばいいなとそういう気持ちで。 厳しい顔で、大変なことだぞ。 と言うんじゃないかと思いますけれども 喜んでくれているとは思います。」