『第4回全国風穴サミット(17.9.2)』
「天然の冷蔵庫」といわれる風穴の
保存と活用方法を考える「全国風穴サミット」が、
今月2日と3日、小諸市で開かれました。
小諸市では、氷区にある「風穴」の保存と活用に向け、 地元区による保存会や地元建築士たちが、 活動を進めています。 3年前に大町市で初めて開かれ、 今年で4回目を迎える「全国風穴サミット」。 今回の「サミット」は、 小諸市の観光関係者や、 風穴の保存と活用に取り組んでいる団体などが、 実行委員会を組織して、 初めて企画しました。 初日の午前中には、 風穴のある氷区までの無料バスを運行し、 市民をはじめ、全国から48人が参加。 参加者らは、市民有志でつくる 「氷風穴の里保存会」の会員らに案内されながら、 風穴までの散策を楽しみました。
およそ300年前、江戸時代・元禄年間に造られたとされる氷風穴。 当時は、風穴で凍らせた氷を貯蔵し、 時の藩主に献納していたとされています。 明治時代からは 蚕の卵の保管場所として活用されていました。 電気の普及と共に使用されなくなり、 かつて10数基あった風穴は、 今では明治7年に創設されたとされる、 四号風穴の1基のみが使用されています。
見学では、現在未使用で、今後の活用を検討している 五号風穴を体験しました。
風穴周辺の気温は16℃。 風穴の中は3℃ほどに保たれています。
皆、写真を撮るなどし、 風穴の内部をじっくり観察していました。
一方、市民交流センターでは、 風穴を使用していた当時の写真や資料が展示されました。
氷風穴が明治8年から昭和7年まで 蚕の卵を貯蔵する事業を展開し、 貯蔵量は常に県内上位を誇っていたことなど、 詳しい歴史を知ることができます。 そのほか、団地や道路建設で今はもうなくなってしまった 小諸風穴や東信風穴に関する資料など、 小諸市の風穴の歩みが示されました。 また、地元氷区と共に、氷風穴の保存と活用に取り組む 長野県建築士会佐久支部の活動記録も展示。 自然豊かな氷区周辺の景観に配慮した看板の製作や、 6月に行われた関東甲信越の建築士が集う大会で 氷風穴をテーマに発表し、 最優秀賞を受賞した功績などが紹介されました。 更に、全国の風穴保存団体による それぞれの風穴の研究成果を発表する ブースも設けられました。 初日の午後には、ステラホールでシンポジウムが行われ、 全国各地から、事前に参加申し込みを行っていた およそ200人が集まりました。 挨拶に立った、実行委員長の大西崇弘さんは、 「風穴は守られなければならない大切な自然、 歴史文化遺産であることを再認識した。」と話し、 「サミットを通してまちおこしや観光などにつなげていければ。」などと 今後の展開への抱負を述べました。
シンポジウムでは、風穴研究の第一人者らが、 氷風穴での研究成果などを発表した他、 地元の保存会や建築士会が、 風穴の保存と活用への取り組みを報告しました。 小諸市では初開催となった「全国風穴サミット」。 初日の展示やシンポジウムあわせて およそ1000人が訪れ、盛況となりました。
小諸市では、氷区にある「風穴」の保存と活用に向け、 地元区による保存会や地元建築士たちが、 活動を進めています。 3年前に大町市で初めて開かれ、 今年で4回目を迎える「全国風穴サミット」。 今回の「サミット」は、 小諸市の観光関係者や、 風穴の保存と活用に取り組んでいる団体などが、 実行委員会を組織して、 初めて企画しました。 初日の午前中には、 風穴のある氷区までの無料バスを運行し、 市民をはじめ、全国から48人が参加。 参加者らは、市民有志でつくる 「氷風穴の里保存会」の会員らに案内されながら、 風穴までの散策を楽しみました。
およそ300年前、江戸時代・元禄年間に造られたとされる氷風穴。 当時は、風穴で凍らせた氷を貯蔵し、 時の藩主に献納していたとされています。 明治時代からは 蚕の卵の保管場所として活用されていました。 電気の普及と共に使用されなくなり、 かつて10数基あった風穴は、 今では明治7年に創設されたとされる、 四号風穴の1基のみが使用されています。
見学では、現在未使用で、今後の活用を検討している 五号風穴を体験しました。
風穴周辺の気温は16℃。 風穴の中は3℃ほどに保たれています。
皆、写真を撮るなどし、 風穴の内部をじっくり観察していました。
一方、市民交流センターでは、 風穴を使用していた当時の写真や資料が展示されました。
氷風穴が明治8年から昭和7年まで 蚕の卵を貯蔵する事業を展開し、 貯蔵量は常に県内上位を誇っていたことなど、 詳しい歴史を知ることができます。 そのほか、団地や道路建設で今はもうなくなってしまった 小諸風穴や東信風穴に関する資料など、 小諸市の風穴の歩みが示されました。 また、地元氷区と共に、氷風穴の保存と活用に取り組む 長野県建築士会佐久支部の活動記録も展示。 自然豊かな氷区周辺の景観に配慮した看板の製作や、 6月に行われた関東甲信越の建築士が集う大会で 氷風穴をテーマに発表し、 最優秀賞を受賞した功績などが紹介されました。 更に、全国の風穴保存団体による それぞれの風穴の研究成果を発表する ブースも設けられました。 初日の午後には、ステラホールでシンポジウムが行われ、 全国各地から、事前に参加申し込みを行っていた およそ200人が集まりました。 挨拶に立った、実行委員長の大西崇弘さんは、 「風穴は守られなければならない大切な自然、 歴史文化遺産であることを再認識した。」と話し、 「サミットを通してまちおこしや観光などにつなげていければ。」などと 今後の展開への抱負を述べました。
シンポジウムでは、風穴研究の第一人者らが、 氷風穴での研究成果などを発表した他、 地元の保存会や建築士会が、 風穴の保存と活用への取り組みを報告しました。 小諸市では初開催となった「全国風穴サミット」。 初日の展示やシンポジウムあわせて およそ1000人が訪れ、盛況となりました。