『第38回小山敬三記念小諸公募展表彰式 (24.11.3)』

           
        Posted on 2024年 11月 20日      
     
        小諸高原美術館・白鳥映雪館で開催中の 「小山敬三記念小諸公募展」。 11月3日(金)には、 入賞作品の表彰式が行われました。
小山敬三記念小諸公募展は、 小山敬三画伯の功績をたたえ、 地域の芸術文化の振興を図ると共に、 ふるさとの良さを 見つめ直す機会にしてもらいたいと、 毎年開かれているものです。
表彰式には、各賞の受賞者をはじめ、 協賛企業の関係者など およそ100人が集まりました。
38回目となることしの公募展。 県内外から144点の応募があり、 会場にはそのうち入賞作品84点、 入選作品44点が展示されています。
小山敬三記念大賞に選ばれたのは、 群馬県在住・ 小田澤和宏さんの 「木立より見入る浅間」です。
画面両脇に描かれた木立の奥に 浅間山と朱色の鳥居を配置し 大胆かつ勢いのある筆致で 見事に描かれています。
また、ことしは小諸市から、 23作品が入賞、 11作品が入選しています。   そのうち、小諸市長賞には、 市内在住の 田中武司さんの作品 「白樺の存る風景」が選ばれました。
田中さん 「久しぶりに市長賞をもらって 本当に嬉しく思っています。 大変ありがとうございます。 一番苦労したのは このカラマツとか雲、雲を描くのに 苦労しました。 最後に白樺をぱっと描けて、 これを通して 浅間山を見てくれれば ありがたいと思いました。 今78歳になりましたので、 健康に注意して一日一日がね。 来年度も公募展に出展できるように 頑張って絵が描けたらいいな と思っています。」   また、コミュニティテレビこもろ賞は 長野市の清水寿一さんが受賞しました。
若年層の参加を増やそうと、 高校生以上を対象に設けられた 「藤花学生賞」は、 県内の高校生6人が受賞しました。
「第38回小山敬三記念小諸公募展」は、 11月23日(土)まで、 小諸高原美術館・白鳥映雪館で 開かれています。     
   
 
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