『第36回美南ガ丘小学校支部別親子自転車教室 (15.5.10)』

           
        Posted on 2015年 5月 15日      
     
       

今年で36回目の開催となる、

美南ガ丘小学校の支部別親子自転車教室が

10日(日)小諸自動車教習所で行われました。

この教室は

子どもの自転車による交通事故をなくすことを目的に

美南ガ丘小学校のPTAや地域の交通安全協会、

それに小諸自動車教習所が協力して

毎年行っているもので、

今年で36年目を迎えます。

支部別に時間を区切って行われているこの教室。

この日午前10時からの教室には、

池の前地区に住む児童31人と保護者23人が参加し、

自転車の交通ルールについて学びました。

教習所の職員から、自転車の安全な乗り方や、

事故が起こりやすい状況について、

実演を交えた説明を聞いた子どもたち。

いよいよ、2つのグループに分かれての実習です。

実習では、教習所のコースを実際の道路に見立て、

自転車に乗る側と車を運転する側、

両方の立場を体験します。

自分の自転車に乗って、コースを回った子どもたちは、

ところどころで、保護者からのアドバイスを受けながら、

交通ルールをしっかり確認して、

自転車の安全な乗り方を学んでいました。

一方、保護者が運転する車に乗った子どもたちは、

ドライバーの立場から見た自転車の安全な乗り方について、

保護者の説明を受けながら、

コースを回りました。

子どもたちは車を運転する立場に立ちながら、

自転車の乗り方について考えている様子でした。

教習コースを使った実践的な講習を通して、

地域の子どもたちの安全に役立てられればと、

小諸自動車教習所の呼びかけで始まったこの教室。

今では、PTAが中心になって講師役を務めるなど、

学校と地域が一体となった取り組みに発展しています。

子どもと親が共に

交通安全の意識を高めるきっかけとして―。

今回も参加者にとって、有意義な時間となったようです。

     
   
 
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