『第35回佐久広域連合 消防職員意見発表会(15.1.24)』
佐久地域の消防職員が、
日ごろの業務で学んだことや感じたことなどを発表する
意見発表会が、24日(土)に行われました。
この発表会は、消防職員の意識の向上を目指して
毎年この時期に行われているものです。
この日は、2月2日から供用開始となる
佐久消防署の新庁舎を会場に行われました。
発表では、佐久広域連合消防本部の管内 7つの消防署から
それぞれ代表の職員が檀上に立ち、
職務を通じて感じたことなどについて意見を述べていきます。
制限時間は5分間で、
審査員は、佐久広域連合長を務める
佐久市の栁田清二市長や小諸市の栁沢惠二教育長らが担当。
発表内容や意見性、表現力などについて総合的に判断し、
評価を行いました。
小諸消防署からは、
消防士長の柏木剛さんが登壇。
「備え」と題して、
去年2月の大雪時の出動で感じたことなどについて話しました。
「通常現場まで10分以内のだが、この時は倍以上かかった
また、徒歩で10時間以上かけて出勤する職員もいた」
柏木さんはこのように話した上で、
災害が起こって交通機関やライフラインが
麻痺してしまった時にも冷静に対応できるよう、
ライフラインを停止した中での訓練を取り入れてはどうか、
などと提案していました。
「災害と同じ状況で日ごろから訓練することで、災害時に迅速な行動がとれる。
そのことが命・身体・財産を守るのではないか。」
審査の結果、最優秀賞には、
南部消防署の木内康裕さんが輝きました。
優秀賞は、北部消防署の片桐知則さんと
川西消防署の小林裕司さんの2人が受賞しています。
小諸消防署の柏木さんは、奨励賞の受賞となっています。