『第34回小山敬三記念小諸公募展表彰式(20.11.3)』
小山敬三記念小諸公募展は、 小山敬三画伯の功績をたたえ、 地域の芸術文化の振興を図ると共に、 ふるさとの良さを見つめ直す機会にしてもらいたいと、 毎年開かれているものです。
表彰式には、各賞の受賞者をはじめ、 協賛企業の関係者などおよそ120人が集まりました。
34回目となることしの公募展。 市内外から177点の応募があり、 会場にはそのうち160点の 入賞・入選作品が飾られています。
今回、小山敬三記念大賞に選ばれたのは、 埼玉県に住む三井弘夫さんの 「小諸大橋から街を眺む」です。
小諸大橋から街を俯瞰した油彩画作品で、 広がる小諸のまちなみの奥行きを、 明暗をつけて表現した点が高く評価されました。
三井さん 「いやもう、驚き、びっくりの一言です。 まさか自分の、しかもこの絵がという思いの方が強かったです。 こことここ、矢島先生が鋭く指摘されていましたけど、 あそこをどういう風に描くかなということを真剣に考えて、 なおかつ何回も描き直して、実はここだけで3日かかったんです。 私も実は長野県の出身なので、 長野県の景色の良さが魅力というのはもともと感じているんです。 小諸の場合特に高低が豊かなんですよね。 だからどこからどちらの方角を見ても、 こういう景色が描けるんです。 そこで共通しているのが、手前から向こうまでの空気、 その空気をどういう風に描けるかなというのが今回トライしたものです。」
また、ことし小諸市からは、 25作品が入賞、13作品が入選しています。
そのうち、小諸市議会議長賞には、 米沢瑠美子さんの 「夕やけの丘に」が選ばれました。
米沢さん 「夕焼けもいろいろ、きょうはこんな夕焼けだなとか 思いながら見ていたんですけど、 高原美術館を高速道路の方から見たときに ちょうど夕焼けがかかって逆反射というか逆光みたいな感じで 浮き上がって見えて、その景色が見られて良かったなと思いました。」
審査員長賞には、 望月健一さんの「山河暁光」が選ばれています。
望月さん 「嬉しいは嬉しいんですけど、 特に審査委員長賞という賞だったもので、 なんか一味違うなという風に思いました。 一生懸命やってよかったなと思っています。 日中感じられないような、朝とか夕方の光がきれいだなと思って、 これは2月の中旬に、非常に寒かったけれども、 朝早く起きて、日の出までに現場へ行って、 スケッチしたり写真を撮ったりしました。 それが評価されて良かったなと思います。 特に川の表現が難しかったなと思いますけども、 浅間が朝日に当たり赤くなって、川が光を反映して、 というところがうまく出ればいいなと。 そこが力を入れたところです。」
コミュニティテレビこもろ賞は、 埼玉県に住む五味久男さんが受賞しました。
五味さん 「初めて今年出品させていただいたんですけれども、 初めから特選で賞をいただいて、大変うれしく思っております。」 「懐古園に行きまして、最初は秋の樹齢500年のケヤキの すごく大きな木があるんですけども、 それを描きまして、もう1回行ってみようということで 季節が初夏だったんですけども、 秋の風景と初夏の風景と2点描いて出品させていただきました。」 「すごく立派な大きな木なので、心打たれまして、描いてみようと思いました。」
また、若年層の参加を増やそうと、 高校生と大学生を対象に設けられた「藤花学生賞」は、 市内の高校生2人などあわせて5人が受賞しました。
「小山敬三記念小諸公募展」は、 今月23日(月)まで、小諸高原美術館・白鳥映雪館で 開かれています。