『第3回小諸地域野球協議会(18.2.25)』

           
        Posted on 2018年 3月 13日      
     
        野球が他のスポーツに人気を奪われ 競技人口が減少傾向にある中、 小諸市では小学生から社会人野球までの 野球指導者などでつくる小諸地域野球協議会が 独自の対策を進めています。 この協議会の会合が 先月25日(日)、文化センターで開かれました。   小諸地域野球協議会は野球人口の増加や 地域全体の競技力の向上、 それに野球を通した地域活性化を目指して おととしから開かれているものです。

各団体で情報の交換と共有を行うため 小諸地域で活動する 小学生から社会人までのチームの指導者らが 参加しています。

これまで2度にわたる協議会では、 小学生の野球人口が減少していく中で 就学前の子どもたちにいかに野球をPRするかが 議題の一つとして話し合われてきました。   そうした協議を基に、 小諸地域野球協議会では、この春、 市内11の保育園、幼稚園に野球遊びの道具を 寄贈する予定です。   寄贈の際は、中学、高校の野球部や 社会人野球の選手が園を訪れ ユニフォーム姿で園児と交流を図ります。
また、各チームの写真入りで 試合日程などが書かれた野球カレンダーを制作。 市内の幼稚園や保育園の他、 スポーツ用品店などに配布し 市内の野球イベントを広くPRする計画です。   この日はこの他、高校野球の元監督などが指導員を務め、 全世代の指導者を対象に無償で練習方法を教えたり 相談に乗ったりする「小諸地域野球指導センター」の設立や「小諸野球の日」の新設、 市内の全世代のチームが参加する大会の開催など、 小諸の野球振興に向けた今後の構想が話し合われました。 協議会では、 この日の協議内容を基に 多くの人が野球に親しむことができる環境を 整えていきたいとしています。
赤尾会長 「長野県だけじゃなく、日本中どこでもそうですけど、 競技人口が減っているという形の中でどうするかと いま、子どもさんたちはなかなか野球のテレビ中継もないので、 野球って聞いても どんなことをやるか分からないということが多いと思うので、 子どもの頃から野球でなくても ボールを使って遊ぶことを楽しいなということから 最初、入ってもらって、興味のある方は 野球の方へ進んでもらうどんなことでもいいんですけど、 スポーツに親しんでもらうということが子どもたちの健康管理、 育成を含めていいことだと思いますので、 そんな形で皆さんのお力添えを頂きながら 頑張っていきたいとそんな風に思っております。」     
   
 
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