『第27回虚子・こもろ全国俳句大会 表彰式 (26.3.21)』
ことしで27回目となる
「虚子・こもろ全国俳句大会」の表彰式が、
3月21日(土)、ステラホールで開かれました。
この日の表彰式には、各賞の受賞者をはじめ、
小泉市長や実行委員など関係者ら、
およそ50人が集まりました。
小諸ゆかりの俳人、高濱虚子。
近代俳諧の巨匠としてその名が知られています。
虚子は、第二次世界大戦中の昭和19年、
小諸市に疎開しました。
昭和22年に74歳で小諸を去るまでの4年間は、
虚子の生涯において輝いた一時代といわれ、
数々の名句を残しています。
「虚子・こもろ全国俳句大会」は、
与良に残る高濱虚子の旧宅の隣に、
平成12年、高濱虚子記念館が
開館したことを記念して
毎年開かれているものです。
ことしで27回目を数える虚子・
こもろ全国俳句大会。
挨拶に立った実行委員長の小池平一郎さんは
次のように話しました。
実行委員長 小池平一郎さん
「今から80年ほど前、
あの戦争の末期…昭和19年から22年にかけて、
当時の北佐久郡小諸町の与良に
疎開をしておられた高濱虚子先生は、
戦中戦後の大変な時代の中でも、
花鳥諷詠を重んじられ、幾多の関わりを
思い起こすと共に『小諸百句』を詠まれ、
また小諸での生活を『小諸雑記』に
著しておられます。
先生の生涯の中でもこの小諸に居られた頃は、
創作の大きな一助になっているような
気がいたします。
その虚子先生が愛された
この小諸の町並みや風景をぜひ
ゆっくり味わっていただければと思います。」
応募部門は、一般の部、高校生の部、
中学生の部、小学生の部に分かれ、
テーマは自由です。
大会では事前に作品を募るほか、
季節や小諸にちなんだ席題を提示して、
当日句も募集。
今回は全国各地から3156人の応募があり、
投句数は8847句にのぼりました。
そのうち、49点が受賞作品に選出されました。
最高賞にあたる「俳句大会賞」に選ばれたのは、
神奈川県 高梨裕さんの作品
「百姓と生れ百歳稲の花」です。
また、高校生の部 最優秀賞には
神戸市立須磨翔風高校1年 嶌田羽来さんの作品
「夏休み終わる匂いが風にある」が選ばれました。
なお、当日句には小諸市から6人が入賞しました。
実行委員会では、俳句文化のすそ野を広げ、
次の世代へつなげていくため
今後もこの大会を続けていきたいとしています。