『第26回虚子・こもろ全国俳句大会 表彰式 (25.3.22)』

           
        Posted on 2025年 4月 1日      
     
        ことしで26回目となる 「虚子・こもろ全国俳句大会」の表彰式が、 22日(土)、 ステラホールで開かれました。   この日の表彰式には、 各賞の受賞者をはじめ、 小泉市長や実行委員など関係者ら、 およそ60人が集まりました。
小諸ゆかりの俳人、高濱虚子。 近代俳諧の巨匠として その名が知られています。 虚子は、第二次世界大戦中の昭和19年、 小諸市に疎開しました。
昭和22年に74歳で小諸を去るまでの4年間は、 虚子の生涯において輝いた一時代といわれ、 数々の名句を残しています。
「虚子・こもろ全国俳句大会」は、 与良に残る高濱虚子の旧宅の隣に、 平成12年、高濱虚子記念館が 開館したことを記念して 毎年開かれているものです。
ことしで26回目を数える 虚子・こもろ全国俳句大会。 挨拶に立った実行委員長の 小池平一郎さんは 次のように話しました。
応募部門は、一般の部、 高校生の部、中学生の部、 小学生の部に分かれ、テーマは自由です。 大会では事前に作品を募るほか、 季節や小諸にちなんだ席題を提示して、 当日句も募集。
今回は全国各地、 さらには海外から2780人の応募があり、 投句数は8062句にのぼりました。 そのうち、47点が 受賞作品に選出されました。
最高賞にあたる 「俳句大会賞」に選ばれたのは、 新潟県 菅瀬陽子さんの作品 「虚子千二百歩つ」です。   また、高校生の部「最優秀賞」には 星陵高等学校 福原すみれさんの作品 「向日葵きたいことがある」 が選ばれました。
小諸市からは、 芦原中学校 相場孝太郎さんの作品 「梅雨空いたのストライク」が特選に。
なお、当日句には 小諸市から4人が入賞しました。
実行委員会では、 俳句文化のすそ野を広げ、 次の世代へつなげていくため 今後もこの大会を 続けていきたいとしています。     
   
 
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