『第25回 雨情忌(15.1.26)』

           
        Posted on 2015年 2月 2日      
     
       

1月27日は、童謡の3大詩人と言われた

野口雨情の命日です。

小諸にも縁があることから、

26日(月)には菱野温泉薬師館で「雨情忌」が行われました。

野口雨情は、

「しゃぼん玉」や「十五夜お月さん」といった童謡を作詞した、

明治時代の詩人です。

出身は、現在の茨城県北茨城市ですが、

民謡作りの旅として3回小諸市内の菱野温泉を訪れ、

「小諸小唄」や「菱野小唄」を作りました。

菱野には、雨情の詩が書かれた石碑が、

区内の4箇所に建てられています。

雨情忌は、市民有志らによる「小諸野口雨情会」の主催で

平成3年から毎年行われているものです。

この日は関係者などおよそ30人が集まり、

雨情について書かれた本を読んだり

花を手向けたりして雨情を偲んでいました。

また、小諸野口雨情会を代表して二人が、

亡き雨情を想って詠んだ俳句を捧げました。

続いて、市内の女性有志による「コール・フローラ小諸」が

雨情作詞の童謡をはじめ11曲を披露。

会場には、女性たちの柔らかな歌声が響き渡っていました。

会の最後には、

集まった全員で歌を歌う場面も見られ、

皆雨情の世界に引き込まれているようでした。

     
   
 
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