『第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会in小諸 (22.12.2/3)』

           
        Posted on 2022年 12月 15日      
     
       
米のおいしさや品質を競う世界最大の品評会となる 「第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会in小諸」が 今月3日(金)と4日(土)の2日間、 文化センターで開かれました。
このコンクールは、米食味鑑定士協会と開催地が 共同で開くもので、 ことし生産された新米のおいしさや品質を競う、 世界最大の品評会です。
小諸市ではこの大会の誘致に向けて6年前に名乗りを上げ、 開催が決定。 長野県内では、2012年の木島平村での開催に続き、 2回目となります。
ことしは、全国各地と中国、台湾から あわせて5280点の応募があり、 2回に及ぶ機械審査を経て、 135検体が最終審査へ進出しました。
大会では、最も権威のある「国際総合部門」と 次に権威のある「都道府県代表お米選手権」、 更に、「大型農業法人部門」、「栽培別部門」、 「全国農業高校お米甲子園」、 全部で5部門の食味官能審査が 2日間に渡って行われました。
審査を務めるのは、 全国の「米・食味鑑定士」や、 小諸市米飯官能鑑定士、それに小泉市長を始めとする 大会の主催者などです。
最終審査に進んだ米は、 事前に講習を受けた市民や 佐久平総合技術高校の生徒など ボランティアらが 炊飯から携わりました。
審査員たちは、用意された米をじっくりと味わい、 何度も食べ比べを行うなど 慎重に判断して、投票していました。
1日目の夜に行われたレセプションでは速報で 最高賞となる「国際総合部門」の金賞が発表されました。
小諸市宮沢の清水房雄さんがつくった「コシヒカリ」が ノミネート40点の中から 見事18点の金賞に選ばれました。
2日間に行われた大会では、 審査米の試食を始め、市内の飲食店や事業者による 物産、飲食のブースなども出店し、 市内外からの人でにぎわいました。
全ての審査を経て行われた表彰式では、 国際総合部門で金賞を受賞した清水房雄さんの他に、 東洋ライス株式会社が販売する肥料 「米の精」を使用して作られた米を対象にした部門で 小諸市宮沢の清水哲也さんと清水三代子さんが作った米が それぞれ金賞に次ぐ「特別優秀賞」に選ばれました。
全国の37校が応募した小学校部門では、 最終審査に10校が残り、 野岸小学校5年生が作った米が、 2位となる特別優秀賞5校に選ばれました。
国際総合部門で金賞に輝いた清水房雄さんは、 7年目の挑戦にして初の最終審査ノミネートとなり 初の金賞受賞。 喜びもひとしおです。
金賞受賞清水房雄さん 「栄えある国際総合部門金賞おめでとうございます。 どんなお気持ちでしょうか。 率直に嬉しいです。 定年で退職して実際に米作りのコンクールがあるのを知ったのが 8年くらい前なんですよ、7回目の今回トライなんですね。 総合部門で7回、米の精の部門で4年、 というトライでして、最初は普通の農業しかしてこなかったんですが、 同じ区で清水紀久夫さんが金賞を獲ったと、 私もやってみようかと始めたのがきっかけですね。 私もお米はほとんど縁故売りでやっていたので それにはお客さんを離さないようにするためには どうしたらよいのかと。 それには制作している田んぼの品質を一定にしなきゃいけないと 一定にすることによってお客さんもついてきてくれるし、 どこに行っても安心して食べてもらえると。 それがやっぱり基本的な理念ですね。 やっぱり自分がやってきたことが そんなに間違っていなかったかな というとらえ方しているんですがね。 女房も一生懸命お手伝いしてくれたんで 喜びを表してくれていましたがね。 私ももう少し今金賞もらっても、 レベルがその中では低い方なので、 安定したレベルで米作りをしたいと。 それから私も来年80になるので、 後継者に安心して米が作れるような状態を 作り上げていきたいなという考えでおりますね。」 小諸市では、国際大会の開催に向けて、 米生産者の技術向上やボランティアスタッフの育成に 力を入れて取り組んできました。 小諸市の生産者の米が世界最大の品評会で 見事金賞を受賞した今回。 小諸市では、米のブランド化に向けた取り組みを 今後も継続していきたいとしています。   小泉市長 「やはり今回の大会において、 改めて小諸のお米が全世界に向けて美味しいということが 伝えられる大会になればよいと思っていたところ、 清水房雄さんが最高部門の中で 金賞を獲られたということで、とても嬉しく思います。 今回長野県の圧勝だったと。 その中でも小諸のお米が清水さん含め3名の方が 機械審査を通って本選に臨まれたというのは やはり小諸のお米のおいしさを裏付ける いい大会だったんじゃないかなと思いますね。 プレ大会と3年に渡ってやってきたんですけど、 そういった中でその段階からスタッフの裏方の方の支えがなければ 国際大会、成功に導けなかったのではないか、 洗米から炊き方からそういうのをすべて 高校生から高齢者の皆様までボランティアスタッフという形で ご協力いただいて、またそれぞれ資格を取られたりという形で 本当に多くの市民の皆さんにご協力いただいたことが この大会の成功、なかなか表のことしかわからないのですが、 本当に裏方のみなさんがいたから この大会が成功したんじゃないかなと思います。 本当に改めて感謝したいと思います。ありがとうございます。 これが一つのスタートだと私は思っています。 小諸市また佐久地域全体でお米を作るレベルが上がれば、 おのずから国際総合部門でも多くの方々が金賞を一度に獲れる。 そんな形になっていくと思いますので、 やはり米作りにゴールはありませんので、 これを一つのきっかけに、 スタートにして多くの皆さんが米作りに 頑張って頂ければと思います。」
     
   
 
TOP