『第22回 刻字篆刻一葦書会一門展(20.11.29)』

           
        Posted on 2020年 12月 4日      
     
        書やてん刻、刻字を飾った展覧会、 刻字篆刻一葦書会一門展が 先月27日から29日までの3日間の日程で 佐久創造館で開かれました。 この作品展は、 小諸市出身の書家、 依田行舟さんが創立した 「一葦書会」の門下生や、 その門下生らが開いた書会で学ぶ 孫弟子たちの作品を発表する場となっています。 22回目を迎えることしは、 小諸や佐久などの東信地域を中心に、 10の書会から57人が出展。 およそ120点の力作が集いました。
また、先月依田行舟さんが急逝したことから、 2年前に文部科学大臣賞を受賞した作品「来鼓」をはじめ 依田さんのこれまでの作品、およそ20点を集めた遺作展も 同時開催されました。 依田さんとゆかりのあった書家が県内外から訪れ、 依田さんを偲んでいました。
佐藤山さん 「普段よりは少ないですが、 コロナの問題があって、それでも結構な作品がそろっているので、 やって良かったなと思っております。 一門展というのは、普段から依田先生もおっしゃっていましたけど、 表彰、受賞などそういったことはなしで、 好きなようにやっていただいて、 それを誰かが見て、これはいいアイデアだと利用してもらえれば、 それで皆が成長すれば それでいいんじゃないかなと思っております。 大変お世話になった大先生ですから、 来年やるのでは遅いような気がするし、 今回この一門展に合わせて入れていただいて、 お借りした作品ですが、見て懐かしいですね。 毎年毎年先生が一生懸命作ってらっしゃったものが 倉庫に眠っているのももったいないですからね。 皆さんに見ていただければ ありがたいと思いやらせていただきました。 亡き先生の後を皆さん脱落しないように、 一生懸命皆で力を合わせてやっていきたいと思いますので、 皆さん参加していただきたいなと思います。」     
   
 
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