『第21回「小諸・藤村文学賞」入選作品発表(15.6.23)』

           
        Posted on 2015年 6月 26日      
     
       

23日(火)、古城にある中棚荘では、

今年で21回目となる

「小諸・藤村文学賞」の

入選作品の発表が行なわれました。

この文学賞は、小諸にゆかりのある文豪・

島崎藤村の生誕120年と没後50年を記念し、

エッセイを対象として毎年行なわれているものです。

応募総数は2012年から4年連続で2300点を上回っており、

今年は日本全国や海外から

合計2443点の作品が寄せられました。

選考委員は、2月から5月にかけて2回の予備選考を行った他、

22日(月)には本選考を実施。

入選作品23点が決まりました。

そのうち一般の部の最優秀賞に選ばれたのは、

長野県松本市在住の砂田実法さんの作品

「メゾン・ド・ヌルーパス」です。

この作品には、

温泉旅館で働く若い女性ふたりの友情が描かれています。

その他、小諸市内からは、応募当時 小諸高校の3年生だった

岩崎若葉さんが、

高校生の部で佳作賞を受賞しています。

講評に立ったエッセイストの森まゆみさんは、

「今年の高校生の部は、親子の関係について

具体的に表現された作品が多く感銘を受けた。」

などと話しました。

主催した「小諸・藤村文学賞」事務局では、

今後はもっと市民への応募を呼びかけ、

この賞への参加を生涯学習の一環にしていきたいとしています。

なお、今回の入選作品の表彰式は、

8月21日(金)、ベルウィンこもろで行われる予定です。

     
   
 
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