『第2回KOMORO WINE DAYS(19.10.26)』
個人でワイン用ぶどうの生産や
ワイナリーを立ち上げる人が増えてきています。
小諸市では、小諸のワイン振興を図るため、 ワイン生産者などでつくる 「小諸ワイン委員会」を去年7月に発足しました。この活動の一環として、
小諸のワイナリーや
ワイン用ぶどうの生産者を集めたワインバルが
26日(土)に停車場ガーデンで開かれました。
「KOMORO WINE DAYS」と題して行われた
この日のワインバル。
マンズワイン小諸ワイナリーの収穫祭と同時開催されました。
このワインバルは、近年増えてきた小諸産ワインを
大勢の人に知ってもらうと共に、
小諸産ワインを通して、
小諸の観光を盛り上げようと、
「小諸ワイン委員会」と小諸市がことし初めて開いたものです。
小諸市内の
ワイナリーやワイン用ブドウの生産者による、
5つの店舗が並びました。
この日は、受付でワイングラスを購入すると、
各店で好きなワインを1杯300円で注文することができます。
どの店にも、
次々と買い求める人が訪れ、長蛇の列ができていました。
渡辺キャスターは、
市内糠地でワイン用ブドウを生産する
テール・ド・シエルのワインを頂くことに。
渡辺キャスターREPO
「テール・ド・シエルさんおすすめのソーヴィニヨンブランを頂きます。
爽やかな酸味で、すごくフルーティーです。
飲みやすくて、女性の方にもおすすめですね。」
生産者の池田岳雄さんに、
ワイン用ぶどうの生産に込めた思いを伺うと―。
池田さん
「私、還暦を迎えてから農業をやり始めたんです。
それで標高の高いところで、
おいしいぶどうができるんじゃないかということに挑戦して
丸6年になります。
自然との共存を中心とした栽培方法でやはりこの土地のテロワール、
風土に合った、ワインぶどうの栽培を目指しております。
ですから、標高が高くてやはり寒暖差が激しくて、
雨が少ないのと、晴天率が高いという理想的な環境が、
小諸のこの地区でおいしいワイン用のぶどうが
栽培されるんじゃないかということで注目をして、
私どもも日々努力をして頑張っております。
来年私ども、ワイナリーを建設しますけれども、
どちらかというと野生酵母でやりたいなと、
自然に本当に優しい感じのワインに
仕上げていければいいなと思っております。」
また、ワインにあうおつまみも楽しめるようにと、
市内の飲食店8店舗が出店。
各店自慢のパンや総菜がふるまわれました。
訪れた人
「実は定期的に会社の仲間で泊まりで飲み会というか、
女子会をやっていまして、子どもも連れて。
2年前に初めてマンズワインの収穫祭に参加したらとっても良くて、
去年はホテル取り忘れて、
ことしは取れましたので、また参加しました。
シャトルバスで帰ってきたらちょうどやってたんで、寄ってみたみたいな。
こんな楽しかったんだよね。」
「おいしいです。さすが小諸!って感じです。」
「おいしいです。移住したくなったでしょ?長野から?なった。
来年も来ます!」
主催者
「小諸はご存知のように、マンズワインっていう
もう46年前に小諸にワイナリーができた有名なワイナリーがあるまちですけど、
最近はワイングロワーという言い方をしていますけど、
ぶどうを自分で栽培して、自分のワインを作るっていう
こういう人たちがこの千曲川流域にものすごく増えてきました。
ワイナリーに委託醸造して自分のブランドのワインを作るっていう人が、
小諸にも増えてきました。
ワイナリーは3つもうできていますけど、
委託醸造でやった人たちがことしは3人ぐらいいましたので、
思い切ってKOMORO WINE DAYSは
マンズワインの収穫祭に合わせて
だいたいマンズワインのみなさん楽しんだあと、
シャトルバスで帰ったちょうど停車場ガーデンでですね、
この企画をやろうっていうことで、
きょうはもう本当に大勢のみなさんがマンズワインさん楽しまれて
ここへ帰りに寄られて、きょうは5つの小諸のブランドを
みなさんに飲んでいただけますけど、
おそらく来年はもっとまた2つ、3つまた増えて、
毎年増えていきますから、
小諸のワインっていうのを、
これからブランドをしっかり発信をしたい
という風に考えています。」
訪れた人は、小諸産ワインを飲み比べたり、
生産者との会話を楽しんだりと、
小諸の風土が育むワインの魅力に触れているようでした。