『第19回虚子・こもろ全国俳句大会(18.4.29)』
ことしで19回目となる「虚子・こもろ全国俳句大会」が、
大型連休中の29日(日)に開かれました。
小諸ゆかりの俳人、高濱虚子。 近代俳諧の巨匠としてその名が知られています。 虚子は、第二次世界大戦中の昭和19年、 小諸市に疎開しました。
昭和22年に74歳で小諸を去るまでの4年間は、 虚子の生涯において輝いた一時代といわれ、 数々の名句を残しています。
「虚子・こもろ全国俳句大会」は、 与良に残る高濱虚子の旧宅の隣に、 平成12年、 高濱虚子記念館が開館したことを記念して 開かれたものです。 以来毎年開催され、ことしで19回目を数えます。
大会では事前に作品を募るほか、 季節にちなんだ席題を提示して、 当日句も募集しています。 ことしの当日句の席題は、 小諸市内の風景を見ながら自由に作る 「小諸市内嘱目吟」と、 春の季語「風光る」の2つです。
記念館内では、 全国各地の俳句愛好家が席題に基づき 熱心に当日句を詠んでいました。
その中には、こんな人の姿も。
虚子の孫 「優しいおじいさまでしたね。 そんなに偉い人と私たち思わないで過ごしていましたけどね。」
2人の孫 星野さん・松田さん 虚子の孫にあたる、星野椿さんと 松田美子さんです。 ともに俳人で、今大会の選者も務めています。
虚子の孫 「町でこうやって記念館創ってくださってね、 それを保ってくださってるっていうのは本当にありがたいことですよね。」 「小諸でこれだけの俳句を広めて、 今でもこうやって大勢の方が今日もいらっしゃるでしょ。 だから、種をまいたというか、 今実ってきてるんじゃないかしらと思いますね。」
午後にはステラホールで表彰式が行われました。
今回は全国各地、さらにはフランスやアメリカなどから
8000人以上の応募があり、 投句数はおよそ2万6000句にのぼりました。
その中から最高賞にあたる「俳句大会賞」に選ばれたのは、 福井県の木幡嘉子さんの作品、 「白といふ(う)まぶしき色の紙を漉(す)く」です。
小諸市からは、 星野直人さんが 信濃毎日新聞社賞を受賞しました。
また、小学生の部で 水明小学校の下西晃史さん、 野岸小学校の湯本晴之さん、 美南ガ丘小学校の矢部友梨奈さんが 特選を受賞。
中学生の部では、 芦原中学校の本間琴乃さんが 特選に選ばれています。
高校生の部では、 小諸高校の田村明日香さんが 優秀賞に選ばれています。
多くの応募があった学校に贈られる「学校賞」には、 水明小学校と小諸高校が。 奨励賞には、坂の上小学校と芦原中学校が選ばれました。
当日句は136人から応募があり、 選者によって「特選」が選ばれました。
小諸ゆかりの俳人、高濱虚子。 近代俳諧の巨匠としてその名が知られています。 虚子は、第二次世界大戦中の昭和19年、 小諸市に疎開しました。
昭和22年に74歳で小諸を去るまでの4年間は、 虚子の生涯において輝いた一時代といわれ、 数々の名句を残しています。
「虚子・こもろ全国俳句大会」は、 与良に残る高濱虚子の旧宅の隣に、 平成12年、 高濱虚子記念館が開館したことを記念して 開かれたものです。 以来毎年開催され、ことしで19回目を数えます。
大会では事前に作品を募るほか、 季節にちなんだ席題を提示して、 当日句も募集しています。 ことしの当日句の席題は、 小諸市内の風景を見ながら自由に作る 「小諸市内嘱目吟」と、 春の季語「風光る」の2つです。
記念館内では、 全国各地の俳句愛好家が席題に基づき 熱心に当日句を詠んでいました。
その中には、こんな人の姿も。
虚子の孫 「優しいおじいさまでしたね。 そんなに偉い人と私たち思わないで過ごしていましたけどね。」
2人の孫 星野さん・松田さん 虚子の孫にあたる、星野椿さんと 松田美子さんです。 ともに俳人で、今大会の選者も務めています。
虚子の孫 「町でこうやって記念館創ってくださってね、 それを保ってくださってるっていうのは本当にありがたいことですよね。」 「小諸でこれだけの俳句を広めて、 今でもこうやって大勢の方が今日もいらっしゃるでしょ。 だから、種をまいたというか、 今実ってきてるんじゃないかしらと思いますね。」
午後にはステラホールで表彰式が行われました。
今回は全国各地、さらにはフランスやアメリカなどから
8000人以上の応募があり、 投句数はおよそ2万6000句にのぼりました。
その中から最高賞にあたる「俳句大会賞」に選ばれたのは、 福井県の木幡嘉子さんの作品、 「白といふ(う)まぶしき色の紙を漉(す)く」です。
小諸市からは、 星野直人さんが 信濃毎日新聞社賞を受賞しました。
また、小学生の部で 水明小学校の下西晃史さん、 野岸小学校の湯本晴之さん、 美南ガ丘小学校の矢部友梨奈さんが 特選を受賞。
中学生の部では、 芦原中学校の本間琴乃さんが 特選に選ばれています。
高校生の部では、 小諸高校の田村明日香さんが 優秀賞に選ばれています。
多くの応募があった学校に贈られる「学校賞」には、 水明小学校と小諸高校が。 奨励賞には、坂の上小学校と芦原中学校が選ばれました。
当日句は136人から応募があり、 選者によって「特選」が選ばれました。