『第17回スマイル小商店街(23.10.12)』

           
        Posted on 2024年 10月 24日      
     
        小諸商業高校が毎年秋に行っている 「スマイル小商店街」が 10月12日(土)と13日(日)の 2日間行われました。
「スマイル小商店街」は、 学校全体を商店街に見立て、 生徒が仕入れから 販売までを行う実習です。 日頃学んでいる 「商業」の実践の場として企画され、 ことしで17回目となります。
開催にあたっては、 生徒と教職員が 1人2000円ずつ出資し、 模擬株式会社を設立。 社長、副社長などの役員を 生徒たちが務め、 役割分担をしながら この日のために 準備を進めてきました。
スマイル小商店街では、 生徒が自分たちで企業や農家などと 仕入れ交渉を行い、 価格を決めて販売します。
初日となったこの日は、 開店当初から大盛況。 校内には、全国各地の物産品、 農産物や企業とのコラボ商品 そして屋台なども並びました。
中でも注目は、 小商生が開発した商品、 その名も「ソル粥」。 ソルガムは美容や健康にも役立つ 穀物のスーパーフードです。 生徒たちが自ら育て、 小諸産の米を使い、 おかゆにアレンジした こちらの商品は、 クレーンゲームの景品としても 採用されました。   こちらは毎年好評の 「キッズビジネス」のコーナー。 ここでは子どもたちが 職業を体験することで、 賃金として 「ミミック」と呼ばれる共通通貨を獲得。 その通貨を使って キッズビジネス内でゲームをしたり、 お菓子を買ったりすることができます。
体験できる職業の種類は主に、 ハローワークや銀行などの 「公共」・物を作る「工房」・ 売り子を行う「お店」・ お祭りの縁日のような「遊び」の 4つに分類されています。
キッズビジネスに参加した子ども 「(ポップコーンどう?売れている?) うん、売れている。大変。 (どんなところが大変?) 言うのが大変。」
小商生 「最初は なかなか来なかったんですけれど、 自分が宣伝してから だいぶお客さん来るようになってくれたので そこが良かったなと思います。 小学生にも商業という部分を 学んでほしいというのが 目的なので そこをできたのが 良かったと思います。」
参加した子ども 「楽しいです。 みんなと一緒に遊べることが楽しい。 ポップコーンとか ミサンガとか あとほかにもいろいろなことしました。 もぐらたたきのところで働いていました。 大変だけれど みんながニコニコして 帰っていくのが良いなと思いました。 すごく楽しかったし 欲しかったものが買えたりして 良かったです。 (どんなもの食べたり 買ったりしました?) タピオカ、甘いものとか。」
2日間で2564人来場し、 売り上げは372万1960円。 スマイル小商店街は、 高校生も来場者も 笑顔あふれるイベントとなったようです。   社長 「とてもたくさんの方に ご来場いただけて ありがたいという思いです。 ことしは最小の社員数で 最大の売り上げをあげたいという思いで 準備してきましたので たくさんの方にご来場いただけて 笑顔で帰っていく姿が とてもうれしいでです。 とにかく報告・連絡・相談といったことを いちばん徹底し どこで起きたことか 全員把握できるように というのを常に心がけています。 来年は最後の年になるので 史上最高のスマイル小商店街を つくりあげていただきたいな と思っています。」     
   
 
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