『第116回 七尋石神社例祭(24.5.6)』

           
        Posted on 2024年 5月 17日      
     
        天池にある七尋石神社では、 林業関係者の無事や 登山者の安全を願う例祭が 6日(月)に行われました。
七尋石神社は、 室町時代に浅間山の大噴火で 飛んできたとされる 石でできた神社です。   この例祭は、浅間山の山開きを前に 森林林業関係者の安全を祈願するため 毎年5月6日に行われているものです。 明治時代から116年続く伝統の祭典です。   この日は、小泉市長をはじめ、 佐久森林組合代表を務める 山岸喜昭県議会議長、 それに、県や森林組合の関係者、 七尋石神社周辺の土地を所有する地主など 22人が参列し、神事を執り行いました。   神社の名前にもなっている、 七尋石とは、石の大きさのことです。 直径がおよそ12メートルもある石の上に 祠が2つ建てられていて、 古くから山の安全を司る神として、 地域の人たちの信仰を集めています。   神主によって祝詞されると 参列した人たちは、玉串を神に捧げ 山での災害の防止を祈願していました。   代表者 「今回七尋石神社の例大祭ですけど、 第116回になります。 毎年ですね、 この浅間山のめぐみに対しまして それを感謝すると言うことと、 山の産業に対する安全を 祈願するという祭りであります。 今まで、コロナがありましたんで ここの数年間は神事だけという、 少人数でやっていましたけども、 今回は5年ぶりになおらいまでやる という本格的な祭りになっております。 なおらいはですね。 神様に備えたものを みんなで分かち合うというものであります。 そこまでが本当は 正式な神事になりますので、 今回最初から最後まで 神事をやると言うのは まさに5年ぶりということであります。 最近は地球温暖化ということで かなり気候もかなり変わってきています。 そういう意味では 森林というものは気候を優しくする と言うこともありまして、 非常に大事なものです。 浅間山というのは 信州カラマツを中心に 立派なものになっておりますので、 これを100年200年先に引き続き 維持していきたいというふうに 思っておりますので、 適切に管理できるように 今後もやっていきたいと思っています。」     
   
 
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