『第1回上水道市民懇談会(18.8.19)』
小諸市では、平成28年度から
市民の声を水道事業の計画や
内容に反映させる場として、
公募の市民による
「上水道市民懇談会」を開催しています。
今年度1回目の会合が、
先月19日(日)に開かれました。
この懇談会は、
将来も持続可能な水道事業の基盤構築を目指し
概ね20年間の基本的な運営方針を定めた
「小諸市上水道基本計画」の策定に向け
市民の声を水道事業の計画や内容に反映させようと、
平成28年度に立ち上げられたものです。
基本計画策定後の平成29年度以降も、
将来に渡る水の安定供給について
市民と共に考える場として継続して開かれています。
今年度は、当初から継続して参加している12人に、
新たに20人が加わり32人が参加しています。
初回となったこの日は、
「小諸市の上水道事業」について
担当職員から説明が行われました。
現在小諸市では、 人口減少に伴う水道料金収入の減少や職員の削減、
現在小諸市では、 人口減少に伴う水道料金収入の減少や職員の削減、
老朽化する施設の更新など
様々な課題を抱えています。
こうした中、市は、現在、
直営で行っている上水道事業を
民間企業との共同出資による
「公民共同企業体」、
いわゆる第3セクター会社に
業務を移行させる方針を決めています。
候補事業者を今月末までに決定し
来年1月に公民共同企業体を設立。
10月1日から新しい体制で
上水道業務を開始させる見通しです。
小諸市の水道を取り巻く現在の状況について
説明を行った担当職員は、
懇談会の役割について、
参加者に次のように呼びかけました。
「最大の目標は共通の将来目標を持つこと。 我々も皆さんも、 私も元をただせばただの小諸市民になりますから、 将来に渡って水道を使えないと 困るということがありますので、 一緒になって将来目標を作っていきたい という風に考えております。」説明を受けた参加者たちは、
今後の懇談会への参加に意欲を見せていました。
参加者
「ちょっとびっくりしています。
正直ここまで勉強できるとは思っていませんでした。
第一回目ですけどね、
自分たちも考えていかなきゃなと
そういう風には思いました。
全部おまかせでしたからね。
来てよかったです。」
「水というものは大切ですからね。
本当にそういう勉強は前からしたいなと思ってはおりました。
とってもいいチャンスでして、
さっそく参加して頂きまして、
これからも引き続き勉強させて頂きたいと
強く考えております。」
懇談会は3月まで全7回を予定。
施設見学や水道の仕組みについての勉強会、
公民連携について考える
ワークショップなどを行う計画です。