『第51回長野県部落解放研究集会(14・1・24)』
24日(金)、第51回長野県部落解放研究集会が文化センターで行われました。
今年は、長野県水平社の結成から90年ということもあり、
長野県水平社発祥の地である小諸市での開催となりました。
長野県部落解放研究集会が小諸市で開かれるのは初となります。
会場となった文化センターには、県内各地から700人以上の人が集まり、
部落解放をテーマに4つの講演が行われました。
講演では、栁沢惠二教育長も
「島崎藤村「破戒」と部落問題」―長野県水平社創立の地、「惟善学校」にもふれて―
をテーマに話しました。
この長野県部落解放研究集会は、関係する複数の団体からなる実行委員会の主催で、
毎年この時期、県内各地の持ち回りで行われているもので、小諸での開催は初めてとなります。
長野県水平社発祥の地である小諸市には、
明治期に公立学校に通えなかった被差別部落の子どもに教育の場を提供しようと
県内で唯一、被差別部落の人が設立した学校と言われている私学校「惟善学校」の跡地があります。
今年は、長野県水平社の結成から90年ということもあり、小諸市での開催となりました。
栁沢教育長は講演の中で、部落差別を扱った島崎藤村の小説「破戒」について、
当時の作品に対する反響や、制作にあたって影響を与えただろう小諸の人物を紹介し、
「同和問題を考える上で、是非読んでもらいたい作品」と話していました。
集まった人たちは、時折、資料を眺めながら真剣な表情で講演に耳を傾けていました。