『第5回相馬応援ツアーに向けて(13・2・10)』
東日本大震災の被災地復興に向けた支援団体「M3R‐ナガノ(エム・スリー・アール・ながの)」では、
これまで4回に渡って、被災地で生活している人たちを信州の地に招き、
日ごろの疲れを癒してもらおうというイベント「相馬応援ツアー」を企画してきました。
間もなく震災から丸2年を迎えようとしている中、
17日と18日には5回目となるツアーを開く予定にしています。
市内加増にある千曲運輸株式会社の中嶋剛登(なかじま・たけと)社長を中心とした支援チーム
「M3R‐ナガノ」が主催して行っているものです。
「M3R‐ナガノ」では、震災直後から南三陸町や相馬市を中心に何度も物的支援を行ってきました。
支援を通して現地の人たちと関わっていく中で、震災からある程度時間が経った今は、
物的支援だけではなく精神的なケアも必要なのではないかと思うようになり、
昨年の4月からは「応援ツアー」という形の支援も行っています。
昨年の4月に行われた1回目の相馬応援ツアーでは、菱野温泉常盤館や小諸城址懐古園など、
市内の観光を中心に一泊二日のツアーを開催。
相馬市からはおよそ20人の被災者が訪れ、温泉などにつかって日ごろの疲れを癒しました。
昨年6月に行われた2回目のツアーには、親子連れを中心に招待。
「望月少年自然の家」を会場にバーベキューをしたり、市内菱平にあるハローアニマルを訪れて、
動物とのふれあい体験などを楽しみました。
また、3回目のツアーでは、年配の参加者たちにも屋外で身体を動かしてもらおうと、
マレットゴルフやノルディックウォーキングなどを取り入れました。
そして4回目のツアーでは、原発の影響で屋外で遊ぶ時間を制限されているという
被災地の子どもたちを軽井沢町の小学校の運動会に招待。
この日は、それぞれの小学校の吹奏楽部によるコラボレーションも実現しました。
今回で5回目となる「相馬応援ツアー」。
これまで同様、開催には市内菱平にある菱野温泉常盤館も協力しています。
ツアーの運営費は、全て「M3R‐長野」のメンバーの呼びかけに賛同した
団体や個人から集められた募金で賄われているということです。
今回の開催はもちろん、今後も継続的に支援を行っていくためには、
皆さんからの協力が必要だということです。
義援金は、銀行振り込みで、一口1000円から、何口でも結構とのことです。
振込先は、上田信用金庫 岩村田支店普通 4023124 エムスリーアールナガノです。
なお、協力いただいた方に振込手数料の負担をかけないよう、
今回から 手数料をM3R-NAGANOが負担できる仕組みの振込用紙を用意したということです。
専用の用紙は、菱野温泉常盤館や、コミュニティテレビこもろの西館、
HAL荒町店の店頭にも置いています。
募金に協力できるという方は、出来る限りのご支援をお願いします。