『移動スーパー「とくし丸」の営業を始める（20.5.22）』

        市内与良町在住の駒木根耕平さんが スーパーの「デリシア」が運行する 移動スーパー「とくし丸」での営業を始めました。
スーパーの「デリシア」が運行している 移動スーパー「とくし丸」。 小諸での運行は長野県内で5台目です。
駒木根耕平さんは東京都出身で 軽井沢町のホテル勤務などを経て、 2年前に小諸市に移住しました。 市内で何か商売をしたいと考えていたところ 買い物のために坂道を 歩く人が多いことに注目。 多くの市民の助けになればと 移動スーパーの営業をすることになりました。
デリシアから業務を受託し、 朝7時頃から400品目、1200商品を1人で積み、 市内へと向かいます。 曜日別の3つのルートを平日に走行。 事前に希望を受けた個人宅をメーンに 1日当たり、およそ40か所訪ねます。
耳塚さん 「駒木根さんは事前に ファン作りの部分をしっかりとやって頂いて、 商品をお届けするという仕事ですが、 それ以上に元気をお届けするという活動を しっかりやって頂いたなという感想です。 皆さんのお買い物に困られている部分を 少しでもサポートさせて頂いて、 買い物を楽しみに 「見て・触って・選んで」といったことの お手伝いをしながらお買い物を楽しんで頂いて、 なおかつ皆さんに元気になって頂ければなという思いで この移動販売に取り組んでいますので、 1人でも多くの方が利用して頂けたらと思っています。」   この日は市内相生町にある相生会館前で販売。 多くの近隣の住民らが「とくし丸」に訪れ、 野菜や肉などを購入していました。
購入客 「全部利用しているので、3回目です。」 「やっぱり助かります。 うちの場合は前日注文しておいて、 欲しいものを用意して頂いています。」 「こうやって来てもらえると 時間の節約にもなるので助かります。 利用させて頂きます。」
駒木根さんは、今後も買い物へ行くのに困っている人の 役に立ち続けていきたいと話します。   駒木根さん 「準備期間は4ヶ月くらいで、 車の手配とお店とデリシアさんと色々と話して、 冬の間に小諸銃のお客様の家に一軒一軒まわって、 使いますよというお客様をいっぱい見つけて今に至ります。 すごく楽しいです。 僕がこの車で来るのを楽しみに待ってくださるお客様が いっぱい居らっしゃってとにかくみなさん笑顔なんですよ。 本当に久々に良いことがあったよと言ってくれるので、 その笑顔に囲まれて商売が出来て、本当に楽しいです。 僕が商売しに行くというよりも会いに行く。 というようなニュアンスで考えているので、 週2回とかの頻度で会えるというのが楽しみで、 今後ともやっていきます。 僕一人、一台では小諸中は無理なので、 お断りしているお客さまもいらっしゃって、 申し訳ないと思っています。 また、僕が走ることによって そういう商売も良いねって思ってくれる方が増えて、 これも2台・3台と増えると良いなと思います。 笑顔で元気に、僕のパワーを届けに これからも行きますので、よろしくお願いします。」