『移住者交流会(19.10.26)』

           
        Posted on 2019年 11月 1日      
     
        移住者同士の交流の場を作ることを目的とした 移住者交流会が、 26日(土)相生会館で開かれました。 移住者交流会は、移住者同士が交流する機会を作ることで 移住後の暮らしをより充実した楽しいものにしてほしいと、 市の商工観光課が企画したものです。 小諸市では、人口の減少を食い止め、街を活性化させるために 移住者を増やす取り組みを行っています。 今回の交流会もその一環として開催されました。 この日は、東京や大阪など 各地から移住してきた市民38人が参加。 この日の昼には移住体験ツアーも開かれていて、 ツアーに参加した8人も交流会に参加しました。 参加者だけでなく、 交流会を企画する市の職員もまた移住者です。 まずはグループに分かれ、 小諸にまつわるクイズなどのレクリエーションを楽しみます。 続いてことし1月に石川から移住してきた竹内さんが 糠地に開いたパン屋、ヒトキトベーカリーの人気メニュー、 あんバタを皆で作って味わいます。 パンにバターと自家製のあんこを挟んだあんバタを、 皆美味しそうに頬張っていました。 会の最後には、山形からの移住者である市役所職員、 石川さんお手製の芋煮などを囲んでの パーティーが行われました。 用意された食事やお酒を味わいながら、 移住者同士交流を深めます。 参加者たちは、移住してきて感じたことや、 互いの出身地などの話題で盛り上がっていました。
移住者 「ことしの9月の下旬にさいたま市から移住してきました。」「 ずっと関東平野に住んでたので、 山が近いっていうのがすごくいいなと思いました。」 「こっちに来たばっかりで、あまりこっちのこと知らなかったので、 いい機会かなと思って参加しました。」 「新しい発見もあって楽しんでます。」
移住者 「(どこから小諸に引っ越してきたんですか?)石川県の宇土野町です。」 「水族館がない。でもその代わり、遊園地がある。ちっちゃいけど遊園地がある。」 「(楽しい?)うん、バイキングが一番。」 「一番はね、ヒトキトベーカリーのこと。俺のお母さんがやってるから。」 「引っ越してきたのは1月だけど、店を始めたのは7月下旬。」 「(どうですか、お母さんたち見てて楽しそう?) うん、本当に楽しそう。 (引っ越してきて良かったですか?) はい。」
移住を考えているツアー参加者も、 移住の体験談を聞いたことで 小諸での暮らしのイメージがふくらんだようです。
ツアー参加者 「(どちらから参加されているんですか?) 東京の足立区です。」 「テレビで移住されてる方を紹介されてる番組をやってるので、 自分たちはあともう少しで定年になるので、 これからどんな生活になるのかなっていう風に考えて、 定年以降はどういう生活をするのか少し考え始めたところです。」 「皆さんのお話を聞くと、 浅間山の景色がすごくいいですよっていうことを言ってたんで、 今日は見れてないんですけど、 ぜひそういうのも見させていただきたいなという風に思ってます。」
商工観光課では、これからもツアーや交流会を続け、 小諸での暮らしを楽しんでくれる移住者を 増やしていきたいということです。
高野さん 「小諸市のいいところっていうのを自分が考えた時にですね、 人とのつながりが必然的に持てるまちだな っていうことを思いましたので、 小諸市に移住した人たちが孤立しないように、 いろんな人と交流して小諸ライフをより豊かなものにできるように、 ということで、交流の機会を設けるために今回企画いたしました。 まさか、こんなに人数集まっていただけると思ってなくて、 でもその中で皆さん笑顔が見られますし、 僕が司会で何を言わなくとも 勝手に交流しているという姿が見えましたので、 開催してよかったなという風に思っております。 街中で会った時にはぜひともこの交流会で会いましたね、 なんていう風に話して頂いて、 このつながりをもっと広げてもらえたらという風に 思っております。」     
   
 
TOP