『秋灯り小諸 オープニングイベント (25.10.25)』
ことしで4年目を迎えた灯ろうのイルミネーション
「秋灯り小諸」。
小諸の夜を幻想的な光が彩ります。
10月25日(土)には、大手門公園せせらぎの丘を中心に
オープニングイベントが開かれました。
初日となった25日の点灯式には、
小泉市長や商工会議所の
中嶋剛登副会頭をはじめ、
主催した商工会議所青年部のメンバーなどが集まりました。
秋灯り小諸は、
江戸時代中期に起きた「戌の満水」で
被害にあった人たちの魂を鎮め
心を慰めるために行われていた
灯ろうを川に流すという風習を受け継いだものです。
コロナ禍で沈んでいた2022年、
街に笑顔を取り戻し、
未来を明るく照らし出そうという思いから
商工会議所青年部が始めました。
多くの市民が参加したこの日の点灯式。
集まった人たちのカウントダウンで
灯篭に明かりが灯されました。
小諸かるたの絵札や読み句、
協賛企業のロゴなどが刻まれた灯ろう。
ことしは灯ろうの数を去年の150基から200基に増やし、
エリアも拡大しました。
また、ことしは、
芦原中学校の生徒がボランティアスタッフとして参加。
バルーンの販売やメイク・仮装のブースの出店、
さらには会場内のごみ拾いなど、
イベントに積極的に参加する生徒の姿が見られました。
芦中生徒
「今年度芦原中学校では、
「つながり」という文字をスローガンに掲げて
1年間活動をしてきたんですけれども、
最後にその集大成として
学校内のつながりから地域の方とのつながりへと
広げていきたいという思いがあったので。
そう思っていた時に商工会の方から
今回のイベントのお話をいただいたので、
ありがたく参加させていただくことにしました。
たくさんの方が来てくださって、
新たなつながりというものを実際に感じることができて、
「小諸っていいところだな」というのを改めて感じました。
今回のイベントも生徒会スローガンのように
つながりを大事にして、ずっとこの活動を
一緒にやっていってほしいなと思います。」
こちらは、青年部と停車場ガーデンのコラボ企画「あかり市」。
市内飲食店の出店やクラフト販売なども行われました。
訪れた人たちは
幻想的な光を眺めながら、
小諸の穏やかな夜を楽しんでいる様子でした。
会長
「正直言いますと、無事点灯できてよかったなという思いだけです。
自分たちが思っているのが、
コロナの時に始まって街が元気がない、何とかしよう、
じゃあ灯りを灯そうと始まって、4回目になるんですけれども、
きょう皆さんが楽しんでいる雰囲気が見れて、
やっぱりやってよかったなというのもありますし、
ことし初めてフォトコンテストを行うんです。
なので今写真を撮っている方がいたら、
応募していただきたいという思いがあります。
さらに地域が良くなって、
何がいいのかなとまた今年度いろんな方が関わっていただいたので、
さらにみんなの笑顔が見れるもの、
自分たち企業人でもありますので、
それをどう自分たちに返せるのかというのを課題としながら
さらに進化を遂げたいと思います。」
秋灯り小諸の点灯期間は、11月24日(月)まで。
点灯時間は午後4時から午後11時までです。