『祖道さんを偲ぶ草笛の集い(18.6.16)』

           
        Posted on 2018年 6月 20日      
     
        小諸ゆかりの草笛禅師、横山祖道さんが亡くなってから ことしで38年。 命日である16日には、 「祖道さんを偲ぶ草笛の集い」が開かれました。
横山祖道さんは、昭和33年から22年間 懐古園内で草笛を吹いていたことから 「草笛禅師」と呼ばれていた人物です。
雨の日も雪の日も懐古園で座禅を組み、 草笛の音色で人々の心を癒やし、禅の教えを伝えたといいます。
この集いは、 祖道さんの残した草笛文化を後世に伝えていこうと、 草笛愛好家ら有志が、 毎年祖道さんの命日である6月16日にあわせて 開いているものです。
祖道さんが亡くなって38年。 ことしも、会場となった懐古園ささやぶのもとには、 北は宮城、南は福岡まで 全国各地から多くの草笛愛好家たちが集まりました。
集いでは祖道さんによる法話や 草笛の演奏の録音が流され、 集まった人たちが生前の祖道さんの功績を偲んでいました。

全国の草笛愛好家の交流の場にもなっているというこの集い。 ことしから名称を 「祖道さんを偲ぶ草笛の集い」に変更しています。
最後には参加者全員で 祖道さんが作った「くちぶえ悲し」と「山ざくら」を 草笛で奏でたほか、 一人一人、祖道さんの写真の前で この一年の練習の成果を披露しました。
代表 小林政利さん 「祖道さんの草笛を優しい草笛を引き継いでいこうという思いで、 それでちょっと名前を変えさせて頂きました。 毎年少しずつ減っていくんですけれども祖道さんの教え、 香霞千里っていう書があるんですけど、 よい教えとか行いは霞のようにたなびいて 千里どこまでも広がっていくんだっていう話がありましたけど そういう思いを伝えたい。 なかなかどの会も存続は難しいですけど、 なるべく肩の力を抜いて、 精神的にも金銭的にも負担をかけないように、 本当に気楽に好きなことを言いながら、 やることが楽しい会ってやっぱり、 仲間を増やしていければなと思っていますね。」     
   
 
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