『県中学生レスリング選手権大会  県レスリングオープン選手権大会(13.9.8)』

           
        Posted on 2013年 9月 19日      
     
       

今年で20回目の開催となる長野県レスリングオープン選手権大会と、7回目となる、

長野県中学生レスリング選手権大会が、8日(日)小諸高校のレスリング場を会場に開かれました。


大会には、中学生から社会人までおよそ30人のレスリング愛好家らが参加しました。


大会に先立ち行われた開会式では、小諸キッズレスリングクラブ出身で、

現在山梨の韮崎工業高校3年生の小柳和也選手が、17歳以下の選手による世界選手権

「世界カデットレスリング選手権大会」で、グレコローマンスタイル54kg級に出場し、

日本人選手として初の優勝に輝いたことが報告されました。

長野県レスリング協会からの表彰を代理で受け取った、

小諸キッズレスリングクラブコーチの高橋成敏(なるとし)さんは、

「2020年に東京オリンピックが開催される年には、小柳選手は24歳となる。

長野県初のオリンピック選手が出てくることを祈っている。」と話し、

小柳選手をはじめ、未来を担う選手たちの今後に、期待を寄せていました。


続いて、選手宣誓が行われ、上田二中の竹内祐斗選手が力強く誓いの言葉を述べました。

今年で20回目の開催となるレスリングオープン選手権は、

レスリングの普及と強化を目的に始まったものです。

底辺の拡大を図るため、平成19年に、中学生レスリング大会を併設して以降は、

中学生レスラーから社会人レスラーまで、幅広い年代のレスリング愛好者らが集う

交流大会にもなっています。

そのうち、中学生の部は、芦原中学校レスリング部の選手たちをはじめ、

普段は柔道部に所属している選手たちが参戦。

階級別に、リーグ戦やトーナメント戦で勝敗を競いました。

実戦経験を積むことができる貴重な機会でもあることから、どの選手も皆、

相手よりも先にフォールを取ろうと、積極的に試合に臨んでいました。

また、一般の部は、階級別にトーナメント戦で行われ、

現役の高校生と、レスリング経験のあるOBの社会人選手が対戦する場面も見られました。


中には、久しぶりに試合を行うという選手や、まだレスリングを始めたばかりという選手もいましたが、

家族や仲間の声援を受けながら、熱戦を繰り広げ、会場は大いに沸いていました。

     
   
 
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