『登山指導所開設(16.5.3)』
さて、この山開きを前に、3日(火)には、
登山指導所が開設されています。
この日は、小諸警察署の山岳高原パトロール隊の隊員や
市の職員らが、
浅間山の登山道入り口で安全指導を行いました。
「日本の屋根」と呼ばれる
3000メートル級の山を持つ長野県では、
遭難事故を防ぎ、安全で楽しい登山を推進するため、
去年12月に「長野県登山安全条例」が制定されています。
条例により、県で指定された山に登る場合、
今年の7月1日以降は
登山前に「登山届」の提出が必要になります。
条例の施行に先駆けて、登山客が増える大型連休中には、
パトロール隊のメンバーたちが
登山客らに「登山届」の提出を促したり、
安全な登山について書かれたカードを手渡したりして、
無理のない登山を呼びかけていました。
小諸警察署山岳高原パトロール隊では、
今後も登山客が増える時期などに同様の声掛けを行い、
遭難事故の防止に努めていきたいとしています。